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エネルギー供給基地としての能代港

更新日:2020年10月7日

1977年(昭和52年)12月、能代市、能代市議会、能代商工会議所の3者が能代火力発電所誘致を決定し県に要請しました。

翌年4月から大気、海域、植物等の環境調査の実施を経て、1981年(昭和56年)3月の第84回「電源開発審議会」で電源開発基本計画に組み入れられ、同年に能代港は、『重要港湾』の指定を受け、第6次港湾整備5か年計画(昭和56年から60年)でエネルギー港湾として計画が決定されました。

この計画は、火力発電所用地として110ヘクタールの土地を造成し、110ヘクタールの廃棄物処理用地、外港北防波堤1,000メートル、南防波堤920メートルの延長、さらに石炭運搬船の60,000トン級船舶が出入りできる水深-14メートルの航路を確保しようとするもので、1989年(平成元年)の石炭船第1船入港、1990年(平成2年)9月の発電所運転開始を目指して、秋田県が1981年(昭和56年)11月から埋め立て護岸4.2キロメートルを、国の工事として秋田港工事事務所(現秋田港湾事務所)が翌1982年(昭和57年)から防波堤工事に着手しました。

工事は途中1983年(昭和58年)の日本海中部地震・津波による被災のため遅れましたが、1993年(平成5年)5月に1号機が運転開始され、ついで翌1994年(平成6年)12月に2号機の運転が開始されました。

さらに2016年(平成28年)2月には、3号機の建設が開始され、2020年(令和2年)3月に3号機の運転が開始しました。

能代火力発電所

<能代火力発電所>
主燃料: 石炭
発電出力: 60万キロワット×3台

エネルギー港湾への遍歴

  • 火力着工前の能代港

    <火力着工前の能代港>

  • 火力用地整備中

    <火力用地整備中>

  • 現在の能代港

    <現在の能代港>

  • 火力発電所

    <火力発電所>

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