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木と市民が集まる多目的ターミナルの整備

更新日:2021年7月1日

県北部の物流・産業活動を支える基盤として重要な役割を担い、日本海北部地域の流通拠点港として整備されてきた能代港ですが、船舶の大型化に対応した大水深岸壁の整備をはじめとする流通拠点としての機能の充実、産業基盤の拡充など、地域活性化の核としての整備が要請されています。

特に能代市周辺で使用される木材の大部分が、青森港や秋田港、遠くは名古屋港などから陸上運搬されるなど、陸上運搬コストの増大は、能代市周辺企業の競争力を弱めるものでした。

そのため、大森地区に大型船舶が係留できる多目的国際ターミナル-13メートル(40,000トン)岸壁が建設され、2001年(平成13年)5月に供用が開始されました。

平成14年4月には、3万トンの木材運搬船が原木を満載にして入港してきました。

また、原木の他にもリサイクル貨物や輸出品目の発掘など能代港の利活用によって、物流コストを削減し、地域産業を支えるため、活性化に向けた活動が進められています。

  • 供用開始された-13m岸壁

    <供用開始された-13メートル岸壁>

  • 木材運搬船荷下ろしの様子

    <木材運搬船荷下ろしの様子>

冬期の外海で波がある時でも、この-13メートル岸壁での安全な荷役と利用向上のために、外港第二北防波堤を整備し、平成30年度に完成しました。。

また、市民に親しまれる交流の場として、はまなす画廊(1990年(平成2年)完成、延長1,200メートル、360区画)

 はまなす画廊

はまなす公園(29,145平方メートル)、はまなす展望台(1992年(平成4年)完成、高さ27.1メートル、展望室床高さ20.6メートル)が設置されています。

はまなす展望台