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新しい能代港を目指して

更新日:2021年7月1日

近年、多様化する環境問題、地球温暖化の進行は、港湾における洋上風力発電の導入促進につながり、能代港を取り巻く環境を大きく変えています。

秋田県沿岸の海域には、洋上風力発電の事業化の目安とされる年平均風速7m/s前後のエリアが広く分布しており、
能代港港内や海域全体で約150万kWの電力を生み出すポテンシャルを持っています。
能代港はこれら洋上風力発電の設備建設・維持管理の拠点として注目されています。

こうした中、平成26年(2014年)には「再生可能エネルギー源を利活用する区域」、令和2年(2020年)2月には「海洋再生可能エネルギー発電設備等の設置及び維持管理を形成する区域」が計画され、洋上風力発電導入に向けた取組が加速しています。

令和2年(2020年)9月には能代港など全国4港が「海洋再生可能エネルギー発電設備等拠点港湾(基地港湾)」に指定されました。

東北地方整備局秋田港湾事務所では、能代港大森埠頭において発電用資機材など重量物を取り扱うことのできる岸壁を、2023年度完成に向けて整備しています。


 洋上風力発電建設イメージ(緑色が港湾計画で定める再生可能エネルギー源を利活用する区域、赤色が国で整備中の岸壁)

2050年カーボンニュートラルの目標達成に向け、能代港は洋上風力発電のフロントランナーを目指すとともに、地元からは洋上風力発電による地域産業の活性化が期待されています。