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秋田の港ってどんなとこ?

更新日:2020年10月6日

秋田の港の主な役割

 秋田の港

秋田県内には、能代港、戸賀港、船川港、秋田港、本荘港という5つの港があるよ。

その中でも、能代港、船川港、秋田港は“重要港湾”という位置づけであり、国が整備を行っている港なんだ。

これから、この3つの港について紹介していくよ。

能代港

能代港は、近くに火力発電所があるから、発電燃料として使う“石炭”が港を通じてたくさん運ばれてくるんだ。

また、能代港は、リサイクル関連の貨物をあつかう拠点の港として“リサイクルポート”に指定されているんだ。

そのため、能代港には発電するときに出た石炭灰を利用して、土木工事などで使う砕石をつくる“リサイクル施設”も整備されているよ。

船川港

船川港は、男鹿半島いあって岩に囲まれていて波が小さく、近くに真山があって季節風を防ぐことから、古くから船の“避難港”として利用されてきた港なんだ。

現在は、日本で石油を安定して使えるように石油を保管しておく“国家石油備蓄基地”という施設があって、石油関係の貨物の取扱いが多くなっているよ。

秋田港

秋田港は、県内で唯一コンテナを取扱う施設がある港だよ。

コンテナとは、船などでモノを運ぶときに使われる箱のことで、お肉や野菜、洋服などいろいろなものがコンテナに入れられて運ばれているんだ。

これにコンテナは、船からトレーラーへの積み替えが簡単で、貨物を運ぶのにとても便利なんだ。

港には他にも、段ボールなどをつくる製紙工場や、石油を燃料とする火力発電所、フェリーが行き交うフェリーターミナルがあるよ。

そして夏を中心に、国内外の観光客をのせたクルーズ船がたくさん秋田港へやってくるんだ。

港の周りにはいろいろな工場や施設があって、毎日いろいろな貨物や人を乗せた船が行き来しているんだね。

ハタポー解説2

秋田の港では、紙・パルプ、石炭、石炭灰、石油製品などほかにもいろいろなものが船を使って運ばれているよ。
平成26年の1年間のうち、秋田県内の港で取り扱われた貨物量は、注:12,267,464トンにもなるんだ。

 輸出・輸入、移出・移入
注:出典:平成26年港湾統計年報(5港合計値)

港のまわりにはたくさんの風車があるよ

 秋田港で見られる風車
秋田港で見られる風車

港の近くは、安定した風力が期待できるため秋田港や能代港もたくさんの風車が立ち並んでいます。
風車は、“風の力を利用して電気をつくる”とてもクリーンな発電方法として注目されているんだ。

たくさんの人を乗せてくるクルーズ豪華客船

クルーズ船というのは、レストランやプールなどの設備があって、船旅を楽しむための船のことだよ。
秋田港、能代港、船川港には毎年クルーズ船が寄港しているんだ。

なかでも秋田港には、竿燈祭りの時期になると毎日のようにクルーズ船が来ているんだよ。

船の大きさにもよるけど、一度に約2,000人の観光客を乗せてくるクルーズ船の寄港は、秋田の魅力をたくさんの人に知ってもらうことができるんだね。

  •  ダイヤモンド・プリンセス

    ダイヤモンド・プリンセス

  •  竿燈披露の様子

    竿燈披露の様子

苫小牧-秋田-新潟-敦賀をつなぐフェリー

苫小牧-秋田-新潟-敦賀をつなぐフェリー

フェリーというのは、人と車を運ぶことのできる船のことだよ。

秋田港のフェリーターミナルからも定期的にフェリーがでていて、北海道の苫小牧港から新潟港、福井県の敦賀港を行き来しているんだ。

車をのせることもできるから、例えば“自分の車と一緒に北海道へ旅行!”なんてこともできるんだよ。

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