第二次世界大戦が終わった後、土崎港(秋田港)は、砂がたまって港としての機能を十分に発揮することができなくなってしまっても、整備をするためのお金も材料もなかったんだ。そこで、考えられたのが軍艦防波堤だよ。
昭和23年、使われなくなった軍艦3隻を沈めて268mの防波堤が造られたんだ。軍艦防波堤のおかげで“防波堤をつくって波を防いで砂がたまるのを防ぐこと”ができ、船が安全に港を利用できるようになったんだよ。