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『寄港地「秋田」の魅力をお届け!AKITAクルーズレポート』第4話(最終話)

『おもてなし&将来計画&2019年度寄港予定』

 みなさん、こんにちは!
 
第3話では、秋田県秋田港を例に「クルーズ船受入環境整備」についてお伝えしました!
 
第4話(最終話)では、秋田県秋田港を例に「クルーズ旅客へのおもてなし」・「クルーズ船受入環境を踏まえた将来計画」、秋田県の2019年度クルーズ船寄港予定についてにお伝えしたいと思います!

 

1.クルーズ旅客へのおもてなし

 秋田港ではクルーズ旅客に対し積極的な「おもてなし」を行っています。特にクルーズターミナルは来訪者への玄関口となるため、さまざまなイベント等による「おもてなし」がなされています。表-1及び写真-1に秋田港で行われている例を示します。

 

-1 おもてなしの例(秋田港)

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写真-1 おもてなしの例(秋田港)

 

 「なまはげ太鼓」や「秋田犬」など秋田県ならではの催しにより、にぎわい空間を創出しています。また、東北全体でクルーズ振興に取り組んで行こなおうと、秋田県以外の東北各県でもさまざまな「おもてなし」が行われていますので、参考までにご紹介します(-2参照)

-2 北東北各県のおもてなしの例(秋田県除く)

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2.秋田港の将来計画

 現在、秋田港ではクルーズターミナルや秋田港クルーズ列車などのクルーズ船受入環境整備に力を入れています。将来的(1020年後)に秋田港がどのような姿を目指しているのかご存じでしょうか?秋田港の将来計画イメージ(全体)を図-1に、平成30年7月に改訂された港湾計画に基づいた、クルーズターミナル周辺(ポートタワーセリオン周辺)の将来的な計画を図-2にお示しします。

 

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-1 将来イメージ(秋田港_全体)

 

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            図-2 将来的な計画(秋田港_クルーズターミナル周辺(ポートタワーセリオン周辺))

 

 秋田港の港湾計画ではポートタワーセリオン前のくぼんだ水域部分(図のピンクの場所)の埋め立て「クルーズ船2隻同時着岸」を計画しています(-2参照)現在、秋田港のクルーズ船寄港回数(3話図-2参照)20回前後(最大船舶:13万トン級クルーズ船)ですが、将来的(1020年後)には45回前後(最大船舶:22万トン級クルーズ船)の寄港を計画しています。
 
参考として、クルーズ船の船名と大きさ(万㌧級)についての比較表を表-3に示します。

 

-3 代表的なクルーズ船の例

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  20193月現在、秋田港に寄港した最大のクルーズ船はMSCスプレンディダです。将来計画における想定船舶22万トン級というクルーズ船がとても大きい船だと言うことが分かります。

 

3.2019年度のクルーズ船寄港予定

 2019年度の秋田県のクルーズ船寄港予定を表-4に示します。

-4 2019年度クルーズ船寄港予定

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 2019年度クルーズ船寄港回数(予定)28(日本船社:11回、外国船社:17)、また、「アザマラ・クエスト」「クイーン・エリザベス」「シルバー・エクスプローラー」が秋田県発寄港のクルーズ船になります。
 
特に422日には、世界で最も有名だと言われる「クイーン・エリザベス」の東北地方の初寄港が秋田港となります。

 

4.最後に

第4話(最終話)は、秋田港を例に「おもてなし&将来計画&2019年度船寄港予定」をお伝えしました。
 
「寄港地「秋田」の魅力をお届け!AKITAクルーズレポート」では皆様にクルーズ旅行(クルーズ船)、クルーズ船受入環境整備やおもてなし、秋田港中島ふ頭中心に将来計画についてなどお伝えしました。第1話~第4話を通して皆様がクルーズ振興について興味をもっていただければ幸いです。
 
今後も、秋田港のさらなる発展及び港を通じた地域の活性化に向けこれまで以上に一生懸命取り組んでまいります。

 

☆===============第4話POINT===============☆

秋田県の港では今も将来もクルーズ振興に全力で取り組んでいきます。

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