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トピックス2006

秋田港で総合学習!
角館中学校2年生のみなさんによる「平和学習会」

 平成18年1月26日、秋田市内において角館中学校2年生のみなさんにより「平和学習会」が開催されました。

 昨年が戦後60年という節目だったせいか、多くの学校において戦争や平和を題材に授業が行なわれたようです。私ども秋田港湾事務所には、事業の実施場所が秋田港であることから、ほんものの爆弾の破片や不発弾処理の動画など、戦争の落とし物に関す資料を保管しており、今年度は多くの資料提供依頼がありました。

爆弾の破片 不発弾処理

 「平和学習会」は「秋田港をキレイにする会」の高橋茂事務局長による、戦争中の苦しい生活や土崎空襲についての講話で始まりました。第二次世界大戦最後の空襲となった土崎空襲は、あとわずか半日で戦争が終わろうとしていた昭和20年8月14日深夜に行われ、約5時間の間に投下された爆弾の数は約12,000発もあったそうです。高橋さんは、「戦争は人殺しであり、最大の無駄遣いであり、最大の環境破壊である。誰にとっても一番大切なのは尊い命であり、命を保証するのは平和である。」と話し、子供たちに、二度と戦争が起きないよう平和のために思いやりを忘れずに生きてほしいと訴えていました。

高橋茂さんによる講話
高橋茂さんによる講話
真剣に話を聞く角館中学校のみなさん 真剣に話を聞く角館中学校のみなさん
真剣に話を聞く角館中学校のみなさん

 講話のあと、中学生からは、「防空壕の中はどんな感じでしたか?」「戦争が終わったときはどんな気持ちでしたか?」といった質問が出されました。

 秋田港湾事務所からは、土崎空襲の忘れ物である「不発弾」の話をさせていただきました。現在の秋田港には土崎空襲の面影はありませんが、実は港湾を整備するにあたり多数の不発弾が発見されています。写真にもあるように、1個の爆弾を処理するときの爆発だけでもすごい威力があり、12,000発の空襲がどんなにすさまじいものだったか想像がつきません。この現実は、人々の暮らしを支えるための「港」が、その役割故に、戦争においては大きなダメージを与えるための標的になってしまったことを示しています。

 真剣な面もちで話を聞いていた角館中学校生たちは、「戦争は二度と繰り返してはいけない」「平和のために思いやりを持って生きていきたい」との思いを持ったようでした。