平成18年10月31日、秋田市立港北小学校で6年生118名を対象とし、戦争の恐ろしさや平和について考えるための「平和学習会」が行われました。
「平和学習会」は土崎港被爆市民会議の高橋茂事務局長による、戦争中の苦しい生活や土崎空襲についての講話で始まりました。第二次世界大戦最後の空襲となった土崎空襲は、昭和20年8月14日の深夜に行われ、秋田港にあった日本石油精油所を爆撃目標に、B29爆撃機132機によって約12,047発もの爆弾が投下されました。現在でも秋田港では、岸壁などの工事中に不発弾が発見されることがあり、現在までに発見された不発弾の数は127個に及んでいます。
高橋さんは戦争の悲惨さを訴え、「誰にとっても一番大切なのは尊い命であり、大事なのは平和である。」と話し、「二度と戦争が起きないよう平和のために思いやりを忘れずに生きてほしい。」と訴えていました。
講話の後、子供たちはギザギザにとがった爆弾の破片や、その破片で命を奪われた少年の衣服に、じっくりと見入っていました。
 高橋茂さんによる講話 |
 港北小学校6年生 |
 爆弾の破片に触れる子供たち |
 感想を述べる子供たち |
当事務所からは、土崎空襲の忘れ物である「不発弾」について、「向浜地区多目的国際ターミナル」の整備の事例を紹介させていただきました。この向浜地区多目的国際ターミナルは、約11年の整備期間中、13個の不発弾が発見・処理されました。

不発弾処理の様子