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トピックス2006

平和学習会

 平成18年11月20日、秋田市立飯島小学校で6年生107名を対象とし、戦争の体験を聞いて平和について考えるための「平和学習会」が行われました。

 「平和学習会」は土崎港被爆市民会議の高橋茂事務局長による、戦争中の苦しい生活や土崎空襲についての講話で始まりました。第二次世界大戦最後の空襲となった土崎空襲は、昭和20年8月14日の深夜に行われ、秋田港にあった日本石油精油所を爆撃目標に、B29爆撃機132機によって12,047発もの爆弾が投下されました。現在でも秋田港では、岸壁などの工事中に不発弾が発見されることがあり、現在までに発見された不発弾の数は127個に及んでいます。

 高橋さんは戦争の悲惨さを訴え、「一番大切なのは尊い命であり、二度と戦争が起きないよう平和のために思いやりを忘れずに生きてほしい。」と語りかけていました。

高橋茂さんによる講話
高橋茂さんによる講話
飯島小学校6年生
飯島小学校6年生

 飯島小学校は、爆撃目標となった日本石油精油所の応援で来ていた海兵さんの宿泊場所となっていました。その海兵さんたちは1回目の空襲の後、仲間を助けに精油所に戻ったところを2回目の空襲を受けて犠牲になりました。犠牲になった海兵さんの冥福を祈って、飯島小学校には正門と裏門に2つの慰霊碑があります。また小学校近くのお寺には、空襲の時に爆弾の破片で首が取れたお地蔵さんがあり、今でもコンクリートで繋ぎ合わせた跡を見ることが出来ます。

爆弾に触れる子供たち
爆弾に触れる子供たち
感想を述べる子供たち
感想を述べる子供たち

 当事務所からは、土崎空襲の忘れ物である「不発弾」について、「向浜地区多目的国際ターミナル」の整備の事例を紹介させていただきました。この向浜地区多目的国際ターミナル整備事業では、約11年の整備期間中、13個の不発弾が発見・処理されました。

不発弾処理の様子
不発弾処理の様子