

平成23年3月11日14時46分、東北地方太平洋側を襲った「東日本大震災」により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
震災後、幸いにも被害の無かった秋田港は、その後、太平洋側被災地支援の中継拠点として、また物流の停滞を回避するべく被災港湾の緊急の代替え港湾として責務を果たしております。
発災2日後の夜には陸上自衛隊北海道部隊が、3日後の朝には警察、消防の応援部隊が北海道からフェリーで秋田港に到着し、それぞれ太平洋側の被災地へ支援に向かいました。また、3月18日夕方には米海軍佐世保基地所属の揚陸船「ハーパーズフェリー」が秋田港に入港し、被災地支援に向かいました。
震災発災後、被災地を初め各地でガソリン・灯油などの燃料不足が逼迫しました。そのため、秋田港の油槽所に続々と燃料輸送船が入港し、各地から集まったタンクローリーが被災地に向けて燃料輸送に奔走しました。
東北地方太平洋側の港湾は巨大津波により甚大な被害を被りました。そのため、輸送されるはずであった貨物が被災港湾に入港できず、秋田港がその緊急の代替え港としての機能を果たしました。仙台港に入港予定だった完成自動車輸送船が3月31日に入港するなど、各港に入港予定の大型船舶が秋田港を利用しました。
しかし、陸上での物流機能の停滞や電力不足からなる企業の生産減により、埠頭内の荷さばきヤードや上屋倉庫に不足に苦慮しています。特に、コンテナについてはコンテナヤード以外に仮置きしたり、上屋倉庫については秋田港から約20km離れた場所の民間貸倉庫の利用も検討しています。コンテナヤードの不足は今後も続きそうであり、舗装されたヤードの整備が急務となっています。
秋田港に立地する企業も被災地支援のために頑張っています。木材加工関連企業は被災地の仮設住宅用を最優先にして合板の生産のためフル稼働しています。また、製紙工場も被災した太平洋側工場の生産を補うため増産しています。
『日本の元気は港から!』 秋田港は被災地復興のため、日夜、奮闘しております。
▼陸上自衛隊北海道部隊の到着 ▼北海道から警察応援部隊の到着

▼北海道から消防応援部隊の到着 ▼米海軍佐世保基地からの支援部隊入港

▼燃料輸送船が続々入港 ▼完成自動車輸送船が仙台港の緊急の代替え港として入港

▼コークス運搬船が被災港湾の緊急の代替え港として入港 ▼銅鉱船が被災港湾の緊急の代替え港湾として入港

▼木材チップ船が石巻港の緊急の代替え港湾として入港 ▼飼料運搬船が被災港湾の緊急の代替え港湾として入港

▼荷さばき地の許容を超えて混雑するコンテナヤード ▼大量に野積みされるコークス

▼被災者支援のためフル操業体制の各企業

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