
平成23年11月26日(土)、男鹿市民文化会館で「土木遺産シンポジウム2011in船川」が開催されました。
船川港の第1・第2船入場防波堤が土木学会の「選奨土木遺産」に選ばれたことを記念したシンポジウムで、男鹿市内外から約200名が参加しました。
主催者挨拶で男鹿市副市長は、「船川港築港100周年の節目の年、近代化の象徴の第1・第2船入場防波堤を、新たな観光スポットとして港周辺の活性化を考えて行きたい。」と述べました。
来賓挨拶で東北地方整備局副局長は、「明治期に築港を始めた港で、土木遺産として残っているところは少なく、幅の広い活用方法が考えられる。」と述べました。
シンポジウムでは、土木遺産認定証・銘板受賞式を行った後、2名の講師が講演を行いました。秋田大学大学院 後藤准教授が「船川港選奨土木遺産の紹介」を行い、第1・第2船入場は大正と昭和初期に完成した間知石積みの防波堤で、土木遺産認定に向けて委員会を立ち上げ、土木学会に推薦したことを紹介していました。
「土木遺産の活用事例」では野蒜築港ファンクラブ代表の佐藤氏が、土木遺産の野蒜築港を総合学習の場として活用していることを紹介し、「野蒜築港ファンクラブと船川の交流促進を図り、今後も情報交換をしていきたい。」と語りました。
パネルディスカッションでは、東北大学大学院 後藤准教授がコーディネーターを努め、石材業者と潜水業者、商工会婦人部長の3名をパネラーに、「船川港築港への想いと技」をテーマに意見交換を行い、船川港築港時の技術や苦労の話がなされ、「土木遺産等観光スポットと男鹿の食や人を結びつけ、総合的な観光資源として活かしていく必要がある。」と提言していました。
また、東北地方整備局では、シンポジウムにあわせ会場ロビーで、東日本大震災での港湾の取り組みを紹介する「東日本大震災パネル展」を行い、訪れた人たちは真剣にパネルを見ていました。
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