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所長顔写真秋田港湾事務所長より年頭の挨拶

新たな年を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
日頃より港湾行政の遂行に当たり、格別のご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。また、東日本大震災の復興にあたっては県内各企業の皆様のご支援を頂き、太平洋側港湾の復興も順調に進んでおりますことに改めて感謝申し上げます。

 日本海側拠点港:秋田港では、昨年4月にコンテナ貨物の増大に対応した新国際コンテナターミナルが完成し、8月にはウラジオストク港まで航路が延伸されるなど、シーアンドレール構想の実現に向け一歩ずつ前進しております。このような中、懸案の1つであった長周期波対策(港内消波施設)を昨年3月末に概ね完了したところです。現在、その効果の検証を進めておりますが、港内静穏度はまだ十分とはいえない状況です。

 また、リサイクルポート:能代港においては、循環資源取扱支援施設を利用した積み出しが行われ順調に推移しているところです。今後は、能代火力発電所からの副産物である石炭灰の増加など益々の能代港の利用率向上が期待されるところです。

 秋田港湾事務所ではこれらに対応するため、秋田港の防波堤(第二南)の延伸や防波堤(南)の改良、能代港の防波堤(第二北)の延伸などの整備を推進してまいります。
更に事業を実施するにあたっては、発注事務に関するコンプライアンスの推進に努めつつ、工事の安全第一を旨とし、限られた予算の中で効率的な事業執行やコスト縮減を図って参りたいと考えております。またホームページ等を通じ、タイムリーな情報発信にも努めて参ります。

 最後になりますが、秋田県が豊かで安全に暮らせるための「基盤づくりを担う集団」として、皆様とともに取り組んで参りたいと存じます。そのためにも、皆様方のより一層のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。

 

平成25年1月1日
国土交通省 東北地方整備局
秋田港湾事務所長 鈴木 昭宏