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「津波防災講演会in船川~あれから30年~」を開催しました

 平成25年7月14日(日)、「津波防災講演会in船川~あれから30年~」を開催しました。

 

 本年は日本海中部地震から30年目の節目の年であり、一昨年の能代市、昨年の秋田市に引き続き、「海フェスタおが」の行事として男鹿市で開催しました。

 

 主催者挨拶で当事務所の鈴木所長は、「30年前の悲劇を繰り返さないためにも、この講演会を役立てて欲しい。」と述べ、第10回海フェスタ実行委員会会長の渡部男鹿市長は、「海には恵みと同時に自然の驚異もある。この講演会で防災意識を高め、多くの方々に伝え、後世の子供達にも繋いでいってもらいたい。」と述べました。

 

 講演は3名の講師により行われ、最初に秋田地方気象台の向井台長が「気象庁の津波警報・注意報について」と題し、量的津波予報のしくみや津波警報の改善についての講演を行いました。

 

 次に、秋田大学大学院の松冨教授が「秋田県の地震被害想定について」と題し、秋田県の新想定津波や最大クラスの津波への対応などについての講演を行いました。

 

 最後に東北大学 首藤名誉教授より「津波被害に遭わないために」と題し、津波の強いまちづくりや防災体制などについて講演しました。

 

 当日は、船川港周辺の地域住民や企業関係者約110名が訪れ、津波防災について真剣に聴講していました。

 あわせて、2階ギャラリーで東日本大震災パネル展を行い、多くの人がパネルを眺めておりました。

 

鈴木所長の主催者挨拶 渡部男鹿市長の主催者挨拶

 鈴木所長の主催者挨拶            渡部男鹿市長の主催者挨拶

向井台長の講演 松冨教授の講演

向井台長の講演                  松冨教授の講演

 

首藤名誉教授の講演 2階ギャラリーのパネル展

首藤名誉教授の講演              2階ギャラリーのパネル展