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所長顔写真秋田港湾事務所長より年頭の挨拶

 

 新たな新年を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 

 皆様には、日頃より港湾行政へのご理解とご協力を賜り、この場を借りまして厚く御礼申し上げます。

 

 

 

 社会一般に施設の老朽化が叫ばれている中、港湾施設においても老朽化が進行しており、危機管理の観点から予防保全計画の策定が必要で、今後における施設の維持管理について、計画的に実践することが不可欠であります。
 また、海路と陸路の結節点が「みなと」であり、円滑な物流・人流こそが地域の活性化に寄与すると考えており、そのためにはより使いやすい港を目指して整備を推進していくことが必要であります。

 

 

  秋田港においては、一昨年にコンテナ貨物の取扱量が約6万5千TEUと過去最高の取扱量を記録しており、昨年は更に記録を更新しているかと思います。 日本海側国際コンテナ貨物拠点港として益々重要な港となる秋田港の、更なる静穏度の確保に尽力してまいります。

 

 能代港においては、リサイクルポート港として循環資源取扱支援施設を利用した積み出しが順調に推移すること、能代火力発電所の電気需要増に伴う副産物の石炭灰が増加していることなど、更なる能代港の利用向上が期待されるところであります。また、他リサイクルポート港とのネットワークの強靱化を推進してまいりたいと思っております。

 


これらに対応するため具体的には、秋田港の防波堤(第二南)の延伸や防波堤(南)の改良、能代港の防波堤(第二北)の延伸などの整備について、コスト縮減を念頭に置きながら効率的な事業の推進を図ってまいります。

 

  自然と資源の豊富な秋田県において、皆様と共に強靱で魅力的な「みなとづくり」を取り組んで参りたいと思っておりますので、最後に皆様の益々のご繁栄を祈念して、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

 

平成26年1月1日
国土交通省 東北地方整備局
秋田港湾事務所長 千葉 秀樹