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沿革・概要

更新日:2020年9月29日

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むつ小川原港は「むつ小川原総合開発」の中核となる港湾として建設を進めている。

昭和52年に重要港湾の政令指定を受け、昭和53年度から事業に現地着手されたもので、これまでに、昭和53年から昭和58年にかけて作業基地(ケーソンヤード)の建設、昭和57年度に現地着手した東防波堤2,064メートルの慨成、昭和62年から平成2年にかけて建設した鷹架地区岸壁(-10メートル)2バースの暫定-7.5メートルでの供用開始などの整備を行ってきている。

また、平成14年には、岸壁(-14メートル)1バースの暫定-5.5メートルでの供用開始の整備も行ってきている。

むつ小川原開発は、昭和44年に新全国総合開発計画の閣議決定を受けて始まった国家的プロジェクトで、昭和50年に決定された「むつ小川原開発第2次基本計画」により開発が進められてきている。

また、我が国のエネルギー政策にとって重要な施設である国家石油備蓄基地、原子燃料サイクル施設などが立地され、最近では日本最大規模の風力発電施設の運転開始や液晶関連企業が立地するなど、土地利用も進みつつある。

むつ小川原開発は当初想定していた大規模な工業基地の形成は経済社会情勢の変化等により厳しい状況になっていることから青森県は第2次基本計画を見直し、新むつ小川原開発基本計画を策定した。

昭和43年 通産省より工業開発の構想案が発表される
昭和44年 新全国総合開発計画で閣議決定
昭和45年 県庁に「むつ小川原開発室」設置
昭和46年 むつ小川原開発株式会社設立
昭和47年 県むつ小川原開発公社による用地買収交渉開始
昭和49年 むつ小川原開発第2次基本計画決定
昭和52年 むつ小川原港重要港湾に政令指定
昭和53年 高瀬川水系工事実施基本計画策定
試験堤工事着工
昭和54年 石油備蓄基地立地決定
昭和58年 新納屋地区2千トン岸壁2バース供用開始
昭和60年 備蓄オイルイン(435万キロリットル)完了
昭和61年 新納屋地区2千トン岸壁(3号)供用開始
尾駮漁船船溜り竣工
平成2年 鷹架地区暫定5千トン岸壁2バース供用開始
平成4年 ウラン濃縮工場操業開始
低レベル放射性廃棄物埋設センター操業開始
平成5年 核燃料再処理施設着工
尾駮地区南物揚場完成
平成7年 新納屋地区2千トン岸壁2バース(4・5号)供用開始
青森県ITER誘致推進会議設立
平成8年 新納屋地区2千トン岸壁2バース(6・7号)供用開始
平成9年 尾駮地区離岸堤3基完成
平成12年 新むつ小川原開発株式会社設立
平成14年 鷹架地区暫定2千トン岸壁1バース供用開始
平成15年 むつ小川原地域12市町村及び八戸市の計13市町村が環境・エネルギー産業創造特区に指定される。
平成19年 新むつ小川原開発基本計画策定