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【学習コーナー】港と空港について

 

1.港とくらしについて

2.港と空港について

3.港と空港のしくみ

4.八戸港の歴史と将来像

 
めずらしい三者共同使用
 
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滑走路の前の取付誘導路には、米軍基地と民航ターミナル地域との境界を示す電動ゲートがあります   民航地区エプロンで搭乗客を乗せる旅客機
 
 三沢飛行場は、在日米軍、航空自衛隊、民間航空の三者が共同で使用している飛行場です(「三沢空港」という場合は民航ターミナル地域をさす)。飛行場の管理は米空軍が行います。航空機に対する航空管制、消火救難業務などは航空自衛隊が行い、三沢空港の誘導路、エプロンなどは国土交通省が管理しています。
 昭和13年(1938年)に旧日本海軍が建設をはじめ、4年後の昭和17年(1942年)に三沢海軍飛行隊の飛行場として開設されました。
 昭和20年の終戦後は、米陸軍施設工兵隊「ワイルド・キャット・トゥループス(山猫の群れ)」に接収され、在日米軍基地として拡張工事が行われました。現在は第35戦戦闘航空団が配置されています。
 航空自衛隊は、昭和29年に北部訓練航空警戒隊、昭和33年には北部航空方面隊司令部が発足し、それぞれ在日米軍と基地の共同使用を開始しました。現在は北部航空方面隊の第3航空団が配備されています。
 一方、民間航空については、昭和27年に日本航空(株)が乗り入れを開始。途中、昭和40年から50年までの約10年間運航中止の時期はありましたが、昭和50年5月に再開されて現在に至っています。
 
三沢飛行場全図
 
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