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最上川の河口に位置する酒田港は山形県唯一の重要港湾であり、古くから北前船で繁栄を極めるなど、本県の海上物流拠点として重要な役割を果たしています。
近年、物流拠点の機能強化を図るべく多目的国際ターミナル(平成12年7月供用)、耐震強化岸壁(平成14年4月供用)、防波堤、高速交通網と連結する臨港道路等の整備を着実に進め、これにより平成20年には石炭、石油製品を中心に約384万トンの貨物を取扱い、県内を中心とした生活基盤を支えるとともに、平成7年に開設された韓国(釜山港)との国際コンテナ航路においても平成20年には8,253TEU(速報値)の取扱量を記録するなど、対岸貿易の拠点として活用されています。
一方、平成15年4月には総合静脈物流港(リサイクルポート)に指定され、従来からおこなわれていた石炭灰、古紙、廃自動車等のリサイクル事業に加え、遊技機器や変圧器等を加工処理するための企業が6社が進出し、さらには、地元企業や団体、行政等の出資により、循環資源の保管や処理を行う第3セクターを設立し、操業するなど循環型社会の構築に向けた活動が推進されています。
また、風力発電施設の建設も進められ、酒田港周辺において平成16年1月より8基、平成16年12月より1基、平成17年9月より3基が運転を開始しており、クリーンエネルギーの基地としての機能も担っています。
今後は関連企業の集積をさらに支援するとともに、平成18年に改訂された港湾計画を基に必要となる基盤整備を行い、港湾を中心とした静脈物流ネットワークの確立を図り、更なる循環型社会の構築を推進していきます。
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