ライナー(liner

定期船。特定の航路に定期的に運航される船舶のこと。これにより運送される貨物をライナー(定期)貨物という。

臨海地区

港湾の管理運営を円滑に行うため、港湾区域と一体として機能すべき陸域であり、都市計画法の規定により臨海地区として定められた地区又は港湾法の規定により港湾管理者が定めた地区をいう。港湾は、船舶が利用し、港湾施設が設置される水域と、その水域に接続して貨物の取り扱い、生産活動等の港湾活動が行われる陸域が一体となってはじめて、その機能が十分に発揮できるものであることから、港湾区域を地先水面とする一定の地域に指定される臨海地区において、港湾管理者が一定の規則を行うことにより、港湾の機能の確保ができるようにしている。臨海地区の指定による法的効果は、(1)港湾施設となるか否かの地域的範囲を画す、(2)港湾管理者が行うことのできるある種の業務の地域的範囲を画す、(3)工場等の新増設等についての届出を行う必要のある地域的範囲を画す、(4)構築物の建設等の制限を行う必要のある地域的範囲を画す、(5)港湾環境整備負担金を負担させることのできる地域的範囲を画す、など。

RORO船(roll of roll off ship

貨物をトラックやフォークリフトで積み卸す(水平荷役方式)ために、船尾や船側にゲートを有する船舶。

LOLO船(lift on lift off ship

クレーンを使って貨物を積み卸し(垂直荷役方式)する船舶。コンテナ船が代表的。この場合、クレーンは岸壁に設置されたものと船舶自体に備え付けられたもの(デリッククレーン)がある。

国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律(国際船舶・港湾保安法)

Law for the Security of Ships and Port Facilities 改正SOLAS条約の我が国国内での実施を担保するために制定した法律。「国際航海船舶及び国際港湾施設についてその所有者等が講ずべき保安の確保のために必要な措置を定めることにより国際航海船舶及び国際港湾施設に対して行われるおそれがある危害行為の防止等を図り、もって人の生命及び身体並びに財産の保護に資すること」を目的に、2004年4月14日、法律第31号として制定。

SOLAS(海上人命安全)条約

International Convention for the Safety of Life at Sea,1974 海上における人命の安全を守ることを目的とし、船舶の構造、設備などの技術的要件や、検査の実施等について定めている。本来船舶にかかる安全事項を担保するものであるが、2001年9月11日の米国同時多発テロ事件を受け、海事分野において安全強化を図る目的で改正され、港湾施設の保安についても規定されることとなった。改正部分は2004年7月に発効。

ISPSコード(船舶及び港湾施設の保安のための国際コード)

International Ships and Port Facility Security Code SOLAS条約の保安部分(附属書XI-2章)の添付文書で、保安確保のための要件を規定。パートAとパートBに分かれ、パートAは強制要件、パートBは勧告要件となっている。