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釜石港湾事務所では、平成18年7月26日、釜石港湾口地区防波堤建設における最終ケーソンを据え付け、これにより津波防災機能をほぼ発揮できるようになりました。
これまで釜石港は、幾度となく大きな津波災害に見舞われ、尊い人命、財産、そして、暮らしが一瞬のうちに奪われてきました。その都度、人々は懸命に立ち上がり、この釜石の町を支えてこられました。
東北地方整備局としても、少しでも地元の力になりたい一心から、昭和53年(1978年)より湾口防波堤の整備を着手してきました。以来、防波堤としては世界にも例を見ない大工事となり、大量な資材の供給先確保にはじまり、新たな設計思想の導入、港の機能を損なわない工事方法など、様々な工夫を積み重ねながら、地元の理解・協力の元、今日を迎えることができました。
釜石市は、我が国近代化の先駆けとなった鉄の町として貢献し続けるだけでなく、虎舞などの伝統と新たな文化(釜石よいさ、トライアスロン等)がほどよく溶け合い、今後とも益々の発展が期待されるところであります。
さて、今回の湾口防波堤を記念し、職員による記念歌「百年の守り」を製作しました。より安心した中で、これまで以上の釜石の歴史を刻む一員として、言葉と音を重ねたものです。この歌を通じて、より一層、釜石市の魅力が内外に伝われば本懐であります。
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~釜石港湾口防波堤賛歌~
詞/曲/編:佐瀬浩市 |
1
光放ち紺碧に浮かび上がる 沖を見据えてじっと静かに構える
幾多の悲しみを乗り越えて今 百年の安心が積み上がる
世界に誇る深さ見つめて 慈悲深い大観音が佇む
海の砦の懐の中で サカナたちが群れをなす
※鐵の釜石を守る 暮らしを守る 人びとの未来を守る
堅くスクラム組む釜石はひとつに 勇ましく虎が波砕く
ハマユリの健気さも残したい 波を被りながら支える防波堤
2
連綿と石を敷き詰め 宥めてきた 違わぬ並びが港の力になる
幾多の苦しみを乗り越えて今 昔年の悲劇は繰り返さない
世界に誇る巨大な函を 七百四十万m3の石が支える
次の世代に語り継ぐ ウミツバメが三貫島を舞う
鐵の心守る いのち守る 子供らの将来を守る
重ねてゆくトライ釜石はひとつに たおやかに鹿が舞い踊る
カタクリのゆかしさも伝えたい 波に隠れながら見守る防波堤
鐵を興したこの釜石は港と共に歳重ね
集う世界の鐵人が浜の街道駆け抜ける
ヨイヤヨイヤサ夏祭り
(繰り返し※)
見守る防波堤 |
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-著作権について-
「百年の守り」に関する著作権は、作者である佐瀬浩市に帰属します。
利用に関してはフリーとしますが、営利を目的とした販売及び無断での改変を禁じます。 |
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