永浜地区岸壁(13m)

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平成14年10月

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平成19年2月

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平成24年3月

 

 大船渡港永浜地区は平成4年3月の港湾計画において、物流関連ゾーンとして位置付けられ、今後予想される貨物の増加や船舶の大型化に対応するだけでなく、将来旅客ふ頭として整備される茶屋前地区再開発に伴う物流機能の移転先として計画されており、今後の大船渡港発展の要となっている。このうち釜石港湾事務所では、多目的国際ターミナル整備として、(−13m)岸壁の整備を行いました。

船の大型化に対応する大型岸壁の必要性

 現状の大船渡港の岸壁では、大型化する船舶に対応できず小型舶船しか入港出来ませんでした。このため、物流コストが余分にかかっています。このため多目的国際ターミナル整備として、(−13m)岸壁の整備を行いました。

【解説】

 永浜地区−13m岸壁を整備することにより、現状10,000DWTクラスの船舶までしか接岸出来なかった岸壁で、40,000DWTクラスの船舶が接岸出来るようになります。これにより一度に大量の貨物を運ぶことが可能となり、物流コストの低減にも繋がります。

 解説 現状・整備後

DWT:(dead weight tonnage)
貨物を満載した状態での重量と船舶のみの重量の差で表す。燃料や飲料水等も重量トンに含まれるが、ほぼ船舶が積載できる貨物の重量を示す。