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相馬港の概要

相馬港は、福島県北東部にある相馬市と新地町にまたがる沿岸に建設された工業開発型の港です。

港の古くは、「北湊」や「原釜港」と呼ばれ、江戸時代には米や塩の積出港として栄え、明治以降は金華山沿岸の漁場をひかえた漁港として、長く利用されてきました。高度経済成長期の昭和35年に地方港湾「相馬港」の指定を受け、翌年から本格的な整備が始まり、45年に供用開始されると49年には重要港湾に指定され、さらに昭和56年には全国初のエネルギー港湾として指定を受け、相馬地域総合開発事業として中核工業団地整備とあわせた港湾整備が進みました。

平成23年3月に発生した東日本大震災により、港湾施設は甚大な被害を受けましたが、背後に立地する火力発電所の運転を支える港として復旧工事を急いでおり、取扱貨物量は回復傾向にあります。

相馬港は背後に立地する発電所等の燃料輸入港として、またコンテナや工業原材料やリサイクル貨物などの物流拠点として重要性を増してきていることから、災害に強い港づくりを進め、新しい時代の要求に対応できる港湾整備を進めていきます。
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