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みなと用語集

用語 解説
あ行 アプローチ航路 外海(そとうみ)から泊地(はくち)に向かって行く部分の航路。
アンカー 海の上に浮かんでいる船を固定するのに使う「いかり」。
アンローダー クレーンのひとつで、岸壁で船から鉱石や石炭などのバルク貨物(ばらばらの荷物)を陸揚げする機械。
ウォータフロント 日本語で言えば水際(みずぎわ)。人々が近づけない殺風景(さっぷうけい)な港から人々があつまり、親しめる港へ。そんな水際空間を作ることも、私たちの仕事です。緑地やレクリエーション施設を造ったり、今では散歩・デートコースや観光コースになっている港がたくさん誕生しています。
浮き桟橋 箱型の浮く形状のもので造ったさんばしで、潮の満ち引きの差の大きいところに設けられる。ポンツーン(pontoon)という。
埋立 海底を掘った土砂や山から採った土砂などで海を埋めて陸にすること。
裏込雑石(うらごめざっせき) 埋め立てにつかった土砂が流れ出さないようにするための雑石。まわりの海に濁った水を出さないようにする効果もある。
エココースト 生態系(せいたいけい)に配慮し、自然と共生する海岸造りをめざす事業。全国19カ所の海岸が指定を受け、九州.山口地域では、徳山下松港の虹ヶ丘(透水性自然海浜)の他、下関の巌流島や博多湾の生ノ松原、ウミガメの生息する熊本・高浜港などが認定されています。
エプロン 岸壁(がんぺき)の海側の隅から上屋建物までの、岸壁の表面のこと。
追い波 船を追いかける方向から進んでくる波。反対は向い波。
大潮 新月または満月のニ・三日後に起こる、最も満ちひきが大きな潮のこと。
沖合人工島 自然環境にやさしい空間を作るために、陸からはなれた海上につくった埋め立て地のこと。
親潮 千島列島(北海道)沿いから三陸沖(岩手県付近)に南下する潮の流れ。
か行 岸壁(がんぺき) 船が停泊するための施設。ケーソンを沈めた重力式や橋のような桟橋式があります。
ガントリークレーン 橋桁の両端に2本の車輪を設け、地上のレール上を走行する構造のクレーン。
基礎捨石(きそすていし) ケーソンなどを海に設置する時などに下に敷く石のこと。
きっ水 船体の水面下に沈んでいる深さ。
くずれ波 波のてっぺんが白く泡立ち始め、それがだんだん波の前面に広がっていく波のこと。
くだけ波 岸や岩礁の上でくだけている波のこと。
車止め 駐車場などに有るものと同じく埠頭内の自動車が誤って海面に落下しないためのもの。
黒潮 日本の大平洋沿岸を北上する暖流。
ケーソン おもに鉄筋コンクリートでつくった箱状または円筒状のかたまり。防波堤や岸壁を作るための必需品。
航路 船が安全に通れるように整備された海の道のこと。右側通行、追い越し禁止など、船は港則法とルールに従って航行しています。
港湾管理者
(こうわんかんりしゃ)
法律(港湾法)に基づき港を作って、管理する公共的責任者。
港湾区域 港湾の利用や管理に必要な水面を指します。船が通行するための航路や、停泊するための泊地、荷物の積み卸しのため岸壁に船を着ける水面などがあります。
国際海上コンテナターミナル 岸壁水深-12m以上、奥行き300m以上でかつ高能率な荷役機械を備えたコンテナターミナルのこと。ちなみにオーバーパナマックスが停泊するためには水深-15m以上が必要。
国際ハブ港湾・ハブポート 海上輸送の拠点となる港。ここに各地域の港湾に出入りする貨物を集め超大型コンテナ船で一括大量輸送を行う。そのため大水深コンテナターミナルを必要とする。
コンテナ(container) もとは「容器」のという意味。貨物を効率よく運ぶための箱。アルミ製が主。サイズは長さを表し、10(約3メートル)・20(約6メートル)・40(約12メートル)フィートが主流で、最近は40フィートが多い。
コンテナターミナル コンテナ輸送方式における海上輸送と陸上輸送の接点である埠頭を指します。本船荷駅は勿論コンテナの蔵置やコンテナ貨物の授受、これに要する各種荷役機械の管理等をつかさどる一連の施設をもった地域をいいます。
コンテナヤード コンテナを船から積み卸したり、トラックに積み卸したり保管したりするところ。屋根のない倉庫。
さ行 地盤改良(じばんかいりょう) 地盤が柔らかいと、丈夫な岸壁や護岸などが作れないので、砂の中の水を抜き堅い地盤にすること。
【サンドドレーン工法】
柔らかい地盤に砂の杭を打ち込み水分を吸い出して固くする。
【床掘置換工法】
柔らかい地盤を良質な材料に置かえて地盤の強化を行う。
さん橋 陸から突き出した船をつなぐためのもの。
シーバース おもにタンカーのためにある、海上での船の駐車場。
浚渫(しゅんせつ) 船が安全に通ったり泊まったりできるように海底の土砂を掘って深くすること。
消波(しょうは)ブロック 防波堤(ぼうはてい)や岸壁(がんぺき)を大きな波から守るために、波を砕いて波の力を抑えるコンクリートブロック。テトラポッド等。
新形式防波堤
(しんけいしきぼうはてい)
ふつうよく見る四角い防波堤ではなく、半円形のアーチが美しい宮崎港の半円形防波堤や、軟らかい地盤の上でも使える熊本湾の軟着堤(軟弱地盤着低式防波堤)などがある。
信号灯 船にさまざまな信号を送る設備のこと。船はこの信号を見ながらみなとに出入りしています。
水砕(すいさい)スラグ 水砕スラグは地盤改良工事に初採用の新しい材料で、砂のように見えるが、実は鉄鉱石の燃えカスです。リサイクル資材なのでコストが安く砂と同じように使えるという利点があります。
スエズ運河 紅海と地中海を結ぶ運河。
た行 耐震強化岸壁 地震のとき、「岸壁が壊れて船が港に来れない」なんて事があったら大変。そうならないために阪神・淡路大震災クラスの地震にも耐えれるように設計された岸壁を各地域で整備しています。
大水深(だいすいしん)
コンテナターミナル
ほとんどの荷物はコンテナで運ばれて、それを運ぶコンテナ船もどんどん大きくなってきました。こうした時代の流れに対応して、大型船(5万トン級)が着岸できる大水深(-15m)岸壁を持つ大規模なコンテナターミナルを北九州港の響灘地区に建設しています。
大陸棚(たいりくだな) 大陸または島の周りの深さ200メートルまでの傾斜の緩やかな海底部分。
高潮(たかしお) 台風などの為に潮位が上昇すること。
タグボート(ひきふね) 小回りの利かない大型船などを押したり、引いたりして向きを変えたり曳航(えいこう)したりする小型船。
中核国際港湾 中枢国際港湾を補完するとともに、地域のコンテナ輸送に対応した国際海上コンテナターミナルをもつ港湾。
中枢国際港湾 日本の中枢的な国際コンテナ港湾で、いわゆる国際ハブ港湾をいう。国内各地と世界とを結ぶ拠点となる、大水深で高規格な国際海上コンテナターミナル郡をもつ港湾。
潮差(ちょうさ) 高潮と低潮との海面の差。
沈埋函 トンネルなどを作るときに、海底に沈める鉄板とコンクリ-トで造った大きな箱。
沈埋(ちんまい)トンネル工法 陸上で作った箱を、海の底で幾つもつないでトンネルを作る方法。新若戸道路で使われる。
灯台(とうだい) 港の入り口や港などに設けられる航路標識(こうろひょうしき)の一つです。灯火(とうか)の標識を出して船に位置を知らせたり航路を指示したりしています。
特定重要港湾
(とくていじゅうようこうわん)
重要港湾(※)の内、特に外国との貿易を進めるために決めた港で、全国で21港ある。北九州港はもちろん特定重要港湾。
※重要港湾…国が特に必要と思っている港で、全国で百数十港ある。
ドライドック 舶の建造や修理、コンクリートケーソンの製造に使われてる排水可能なドッグ。
トランスファークレーン コンテナヤードでコンテナを積み重ねたり積み下しをする橋型のクレーン。
トランシップ 港から港まで一つの船だけじゃなく、途中で積み替えること。
トランパー 積み込む貨物によって不定期に航行する船。
トン数 【純トン数】
船の大きさを表す単位。
総トン数から機関室など、船が航行するために必要な部分を除いた重さ。 日本では、トン税・係船料などの計算の基礎になる
【総トン数】
船の大きさを表す単位。
船の内部の容積をあらわす。
【重量トン数】
船が積める貨物の重量トン数。
【排水トン数】
船の排水容積に海水の比重を乗じたトン数。
つまり、お風呂で水があふれるように船が溢れさせる水のトン数。
【国際総トン数】
1969年の国際条約で統一した量り方で計算したトン数。
は行 バース(birth) 船をとめる場所。
ハイブリットケーソン 鋼板と鉄筋コンクリートを合わせて造るケーソンのこと。
泊地(はくち) 船が安全に停泊できる海域のこと。泊地には十分な深さと、広さそして、波がないことが大切です。
パナマ運河 大西洋と太平洋を結ぶ運河。
パナマックス パナマ運河を航行できる最も大型の船のこと。5万とんから8万とン級の船がそれにあたる。panamaとmaxinumの合成語。近年はさらに大型のオーバーパナマックスもある。
バルク貨物 穀物・石炭などのように包装せずに積み込まれる貨物。バラ積み貨物ともいう。
ビット 船を岸壁に停める時にロープを巻き付ける、あのフックのこと。
ピアー 普通のさん橋。
被覆石(ひふくいし) 波から護岸の基礎捨石を保護する為、護岸前面に載せる大きな雑石。海洋の生物環境にも良い。
フィーダ航路 コンテナ船は輸送効率を高めるため特定の主な港のみに寄港している、この航路のこと。
フーチング ケーソンが不安定にならないようにケーソンの底版横に付けた出っぱり。
複合一貫輸送
(ふくごういっかんゆそう)
物を運ぶ場合に、地域から地域へは船を使い、港から地域へはトラックを使うといったふうに各輸送手段をうまく組み合わせた効率的な輸送のこと。海上から陸上へと輸送を切れ目なく行えるように、臨港道路やターミナルの整備を図っています。
浮標(ふひょう) 海の標識、いわゆるブイです。暗礁(あんしょう)の所在や航路、錨地などを知らせる航路標識用と、船をつなぎとめる係船用が有ります。
プレジャーボート ヨットやモータボートなどスポーツ・レクリエーションで使う船。
防潮堤 海水が陸へ侵入するのを防ぐための堤防や護岸。
防波堤 港の外からの波を弱くして港をまもるための堤。その形で、傾斜堤(けいしゃてい)、直立堤(ちょくりつてい)、混成堤(こんせいてい)、その他に分類される。
ポートルネッサンス 古くなった港の施設や機能を再開発するプロジェクト。正式にはポートルネサンス21計画。熊本の三角湾や北九州の門司港で進められている。
ま行 巻き波 波の峰が前方へ投げ出され、巻き込むように砕ける波。サーフィンのあの波。
マリーナ ヨットやモータボートなどのプレジャーボートの係船、保管などのサービスをする港のこと。
水先案内
(みずさきあんない)
船が港や航路を航行する時、船長に代わり、船を安全に誘導すること。また、関門海峡など船の運転が非常に難しいところなどでも大活躍。
モーダルシフト トラック輸送は公害や交通渋滞などの問題ががあるので、これからの荷物の輸送を船や鉄道に切り換えること。
や行 養浜(ようひん) 海岸に砂を足したり、突堤を築いて砂が溜めて海岸を造成すること。
ら行 乱積み 捨て石やブロックなどを投げ込みのまま積み上げること。順序よく積むことは「正積み」という。
ライナー 決まった航路に定期的に航行する船。定期船。
リアス式海岸 多数のおぼれ谷(おおむかしは地上だった谷が土地の沈下によって海中に没した地形)のある海岸。日本では三陸(さんりく)海岸が有名です。
離島港湾(りとうこうわん) 離島のみなと。
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