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平成20年度トピックス

<平成20年12月22日更新>

リサイクルポート酒田の新たな取り組み
石炭灰をリサイクル資源(セメント原料)として韓国へ輸出

 酒田港北港地区に立地する酒田共同火力発電(株)は、発電により発生する石炭灰の有効利用、再資源化などリサイクルに積極的に取り組んでいます。中でも今年9月からは石炭灰の韓国への輸出を始め、年間約4~5万トンの輸出を計画されているとのことです。
 これまで国内のセメント会社向けには継続的に提供してきましたが、海外向けは今回が初めてになります。廃棄物(石炭灰)の国境を越えた移動(輸出)には、廃棄物処理法により厳しい規制が掛けられており、資源の有効活用といえでも経済産業省や環境省、受け入れ側の韓国の許可を得るために多くの手続きと時間を要したということです。酒田港が目指す北東アジアにおけるリサイクルネットワークの構築に向け、また一歩前進したと言えます。

石炭灰を輸送する韓国の貨物船「YU LING」
石炭灰を輸送する韓国の貨物船「YU LING」

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