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平成20年度トピックス

<平成21年1月21日更新>

「酒田港ポートセミナーin仙台」開催
~酒田港利用拡大に向けリサイクルポートをアピール~

 11月25日、仙台市内において「酒田港ポートセミナーin仙台」が山形県、酒田市、酒田リサイクルポート推進協議会等の主催により開催されました。
 当セミナーは、東北地方への自動車関連企業の進出を受け「山形県自動車産業物流活性化戦略」を策定中であること、平成15年4月に総合静脈物流拠点港(リサイクルポート)に指定され、リサイクル関連企業の集積が進み、静脈物流の拠点となりつつある状況を踏まえ、「酒田港と仙台間の物流ネットワークの形成」、「酒田臨海工業団地のPR」並びに「企業間交流による新たなビジネスチャンスの創出」を目的に開催されたものです。
 冒頭、主催者である荒木山形県副知事より、「酒田港と仙台間の物流ネットワークの形成を推進していく。山形県への理解を深めていただき、更なる発展に向けた支援をいただきたい。」、阿部酒田市長からは「東北の時代、日本海の時代が必ず来る。その中で、リサイクル事業は重要な位置を占めてくる。酒田港はリサイクル事業においては最先端の位置にあり、事業拡大に酒田港をぜひ活用して欲しい。」と酒田港の利用拡大に向けた呼びかけがされました。
 来賓として出席した川崎国土交通省東北地方整備局副局長から「世界経済は厳しい状況にあるが、いずれ必ず上向きになる。特に、中国やロシアは生産市場から消費市場として今まで以上に大きな存在であり、酒田港のますますの活性化に期待する。」との挨拶がありました。
 その後、荒木副知事より「酒田港の紹介と山形県自動車産業物流活性化戦略の策定」についてのプレゼンテーション、(財)環日本海経済研究所の三橋特別研究員による「輸送面から見た最近の北東アジア情勢と酒田港の可能性」と題した基調講演が行われました。
 セミナーには83名が参加し、アンケートでは「酒田港利活用推進の意欲が強く感じられた。」、「わかりやすい説明で大変参考になった。」などの意見が寄せられ、酒田港の更なる振興に期待の高まるセミナーでした。

セミナーの様子
セミナーの様子

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