国土交通省東北地方整備局 酒田港湾事務所 国土交通省東北地方整備局 酒田港湾事務所
HOME > 年度別トピックス > 平成21年度トピックス一覧 > 平成21年11月30日更新詳細

平成21年度トピックス

<平成21年11月30日更新>

「酒田港ポートセミナー」が開催されました

 11月26日、山形市内にて「酒田港ポートセミナー」が山形県、酒田市、酒田港リサイクル推進協議会などの主催により開催されました。
 当セミナーは、昨今の東北地方への自動車関連産業の集積を契機とし、酒田港の利用拡大に向けた山形県の取り組みや酒田港の優遇制度を紹介すること、また、山形県内企業に対して酒田港を利用して頂くことなどを目的に開催されたものです。
 はじめに、主催者を代表して山形県高橋副知事より「港のある場所から酒田港を利用する声を挙げて、酒田港を強く振興して行かなければならない。」、酒田市阿部市長より「酒田港が山形県の唯一の重要港湾であること、酒田港の活況を呈することが山形県内企業の活況を呈することを更に認識して頂き、更なる支援を賜りたい。」、来賓として出席した当整備局宮本副局長から「船舶・貨物・人・投資を増やすことが港町を元気にすることだと思っている。このセミナーの開催が貨物の増大につながり、酒田港がますます発展することに期待する。」との挨拶がありました。
 その後、山形県土木部交通政策課池田空港港湾室長より、酒田港利用に向けた取り組みのプレゼンテーション、山形県物流アドバイザーを務めるトヨタ輸送株式会社小川徳男相談役より「最近の自動車業界の現状と物流動向について」と題した基調講演が行われました。基調講演において、小川相談役は「酒田港の課題はいくつかあるが、日本海側から対岸諸国への自動車部品の輸出を考えた場合、酒田港は他港と比べ地理的に導線が短く、地の利は十分にある」とし、「なんと言っても熱意をもってポートセールスをすることが大事」と訴えられました。
 世界的な経済不況のあおりを受け、輸出産業を取り巻く環境が依然厳しい状況下において、当事務所としても、引き続き関係各所と連携を図りながら、酒田港の利用拡大に向けた取り組みを引き続き実施して参ります。

高橋副知事の挨拶
高橋副知事の挨拶
阿部酒田市長の挨拶
阿部酒田市長の挨拶
宮本副局長の挨拶
宮本副局長の挨拶

ページ先頭へ戻る