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平成19年度トピックス

<平成19年9月24日更新>

SOLAS総合訓練を酒田港で実施

 9月4日と5日にSOLAS条約に対応して定められた国際船舶・港湾保安法に基づく総合訓練が酒田港保安委員会による官民一体の体制で行われました。
 「日本海区域において不審船が北上している。」との想定で、埠頭保安従事者など関係者・関係機関の通報訓練を実施しました。また、高砂埠頭では、岸壁に着岸し不審物を置いて離岸した不審船を酒田海上保安部の巡視艇「べにばな」、酒田警察署の警備艇「はぐろ」が追跡、海上保安部の中型飛行機も出動して不審船を追い詰め乗員を確保、不審物は炭疽菌であることが判明して県警機動隊が無菌化処理を行う、との内容で本番さながらの訓練が実施されました。
 訓練終了後、酒田港保安委員会では訓練結果の評価会を開き、出された意見などを今後の保安対策に役立てていくこととしました。
 港湾の保安対策が不十分であると、その港から出港した船が寄港予定地で入港を規制されたり、また、船会社の判断でその港が抜港されることも懸念されます。そのような事態が起こらないよう今後も港湾の保安対策を確実に行っていくことが必要です。

訓練の模様(不審船を追跡)
訓練の模様(不審船を追跡)

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