「３港合同リサイクルポート勉強会」の開催
～循環型社会の形成を目指して～

　１１月１９日（水）、２０日（木）の両日、新潟県糸魚川市において「能代港・酒田港・姫川港合同リサイクルポート勉強会」が開催されました。
　この３港勉強会は、リサイクルポートに指定された日本海側の３つの隣接港が、各港の発展、ひいては循環型社会形成に寄与することを目的に開催しているもので、昨年８月に引き続いて今回が２回目の開催となりました。国土交通省港湾局国際・環境課、リサイクルポート推進協議会、３港の関係者など総勢６５名が一同に会しました。
　勉強会の１日目は、リサイクルポートに指定された３港の取り組みの現状が紹介されたあと、意見交換が行なわれ、（株）酒田港リサイクル産業センター加賀谷代表取締役より、「リサイクルポートの機能充実」について、「トレーサビリティの機能を付加させてリサイクルポートの価値を高めていく事は出来ないのか」、「港間で情報提供を行える体制を整え、静脈物流の効率化を図ることが出来ないのか」などの提案とこれに対する活発な議論が交わされました。また、２日目は、姫川港や糸魚川市内にあるリサイクル関連企業施設の現地視察を行いました。
　酒田港はリサイクルポートの指定を受け５年が経過しており、今後ますます発展が期待されることから、３港の連携をより一層深めながら、循環型社会の形成に向けて今後とも取り組んで行きたいと思います。

勉強会の様子