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平成20年度トピックス

<平成21年3月4日更新>

”21世紀の北前船構想”
30年後の国際公益拠点港を目指して
~平成20年度酒田港長期構想推進委員会開催される~

 2月18日(水)、酒田市内において「平成20年度酒田港長期構想推進委員会」を開催しました。当委員会は、栢原英郎日本港湾協会会長を委員長として、学識経験者、港湾利用者、NPOなどの委員で構成されており、今年で3回目の開催となります。平成18年3月に策定された「酒田港長期構想~21世紀の北前船構想~」に基づき、同年10月から構想実現に向けた取り組みとして、4つの作業部会と8つのサブワーキンググループを設け、推進に向けた取り組みを行っており、これらにおける今年度の検討結果の報告及び次年度の検討方針の決定が行われました。
 次年度の主な検討事項として、次の4つの報告が各作業部会長からされました。

  • 物流作業部会では、ロシア・中国との連携による航路開設に向けた方策検討。くん蒸施設の設置に向けた検討。
  • リサイクル作業部会では、廃石膏ボードのリサイクル拠点化に向けた検討。森林系資源の情報収集・検討。
  • 親水空間・環境・伝承作業部会では、みなとオアシス酒田の知名度向上に向けた具体的方策の検討。水上シャトルバスの運行実現に向けた検討。大浜海岸の利用拡大に向けたルール作りの検討。
  • 防災対策等作業部会では、行政組織からなる「酒田港防災協議会(仮称)」の立ち上げに向けた検討。



 意見交換では、「日本の高度なリサイクル技術を生かして、近隣諸国から廃プラや廃自動車などを輸入して酒田で処理を行ってみては」「北東アジア地域の立場から酒田港が目指すべき物流・リサイクル・親水・防災機能を考えてみては」「検討される委員の半分ぐらいを女性にしては」など、各委員から提言がありました。
 各委員の皆様方から頂いた提言は、全て酒田港への想いが込められたメッセージであり、来年度以降も北東アジア地域の核となる港へ変貌するための取り組みを官民協働で進めて参ります。

栢原委員長の挨拶
栢原委員長の挨拶
委員会の様子
委員会の様子

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