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平成22年度トピックス

<平成22年6月10日更新>

酒田港を「重点港湾」に!
女みなと会議が吉村知事に要望

平成22年5月26日 YTSの「スーパーJチャンネル」で放送、
「山形新聞」と「荘内日報」でも報じられました。
酒田港女みなと会議メンバーが吉村知事と面会

 5月26日(水)、酒田港女みなと会議のメンバーが山形県庁を訪れ、吉村美栄子知事と直接面会し、酒田港が「重点港湾」(仮称)に選定されるよう一層の取り組み強化を要望しました。

 「酒田港女みなと会議」は、平成10年の設立以来、生活に密着した女性の視点から港の整備や利用について意見交換を行い、酒田港湾事務所はじめ行政機関へ提言し魅力ある港づくりを進めていくことを目的に設立されました。また、港と住民を連携する役割を担い、山形県の港湾の振興を目的として様々な活動を展開してきました。現在、県内在住の女性諸氏16名の会員で活動しており、今年度からは青木久子新座長のもと新たな体制で取り組んでいます。

 今回の知事との面会では、青木座長をはじめ8名が知事室を訪れ、これまでの主な活動を紹介するとともに、酒田港について日本海側に位置する対岸貿易港としての益々の重要性などを訴え、「重点港湾から外れることになれば、山形県にとって大きな打撃になる。知事には先頭に立って頑張ってほしい。」と生活に密着した女性の視点から熱意を伝えました。
吉村知事は、「県も大きな危機感をもって中央にも働きかけをしている。もう少し地元の皆さんからも声をあげてほしい」と。また、貨物量増加の必要性などについて、「現状では県内の貨物でさえ大半が他の港湾に行ってしまっている。貨物量をどうやって増やすかが鍵となる。貨物量が増えれば便数も増える。ロシア・中国などの船も期待していきたい」などと述べられました。

 「酒田港女みなと会議」は、酒田在住の女性だけでなく、山形県内の各地域で活躍している女性で構成されています。今回のこの要望活動が、「地元から声を上げた」ことだけでなく、山形県内における「酒田港」の重要性についての認識を、県内各地にさらに伝えていく一つの機会となったのではないでしょうか。

「要望会に参加して」〔参加メンバーの感想〕

 8名の女サムライよろしく入室したメンバーの姿に、最初は少々とまどいの表情を浮かべられた吉村知事でしたが、青木座長の挨拶に「酒田港」の言葉が出るとその表情がぐっと引き締まり、緊張感をもって真剣に話を聞いてくださいました。同時に、活動がいまひとつ盛り上がらないことへのもどかしさも口にされ、私たちも使命を深く感じることになりました。

 30分弱の限られた時間でしたが、個性あふれる県内各地からのメンバー構成による要望活動を、とても興味深く受け取っていただいたようです。

酒田港女みなと会議のみなさま なお、この模様は、
YTSの「スーパーJチャンネル」で放送、
「山形新聞」や「荘内日報」でも
報じられました。

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