HOME > 年度別トピックス > 平成22年度トピックス一覧 > 平成23年1月11日更新詳細

平成22年度トピックス

<平成23年1月11日更新>

酒田港ケーソンヤードで最後となるケーソンの進水

 平成22年12月28日(火)に酒田港ケーソンヤードで製作する最後のケーソンを進水しました。酒田港ケーソンヤードは昭和46年からケーソンの製作を開始し、約40年にわたり341函(当事務所製作分)のケーソンを製作してきました。

 酒田港ケーソンヤードは、「斜路方式」のヤードで、陸上函台で製作したケーソンを横引台車に乗せ斜路へ移動させます。その後、横引台車から進水台車にケーソンを乗せ替え、進水台車のストッパーを解除し、自重により進水台車がゆっくりと進水していく方式となります。

 最終函の進水に先立ち12月21日に「さよならケーソンヤードケーソン進水見学会」を開催し、ケーソン製作に携わってきた方々や事務所関係者がケーソン進水を見守りました。

 ケーソンヤードは、今年度中に撤去作業が行われ、その歴史に幕を閉じます。

 

<作業の様子>

作業の様子1

作業の様子2

※ケーソンとは、中空の鉄筋コンクリート製の箱のこと。防波堤や岸壁の本体として用いられる。
※ケーソンヤードとは、ケーソンを製作するための作業施設・用地をいう。

ページ先頭へ戻る