「第２回酒田港戦略会議」・「第２回酒田港振興会議」
合同会議が開催されました

　平成２３年６月３日（金）、ガーデンパレスみずほにおいて、「第２回酒田港戦略会議・第２回酒田港振興会議　合同会議」が開催されました。

　両会議は、酒田港を活用した地域の発展を目指し、利用促進や機能向上等の取組みの効果的な推進を図るため、また、酒田港の発展に向けた取組み及びあり方について、関係各位から意見や提案をいただいて、地域が一丸となって酒田港の振興に取り組むことを目的として、昨年１１月に設置されました。

　２回目となる本会議には、「酒田港戦略会議」会員及び「酒田港振興会議」委員、オブザーバーとして幹事会メンバーほか関係者約５０名が出席しました。

　はじめに山形県より、東日本大震災後に酒田港の取扱貨物量が増加していることや、中国向け精米くん蒸倉庫の登録など最近の酒田港の状況について報告がありました。その後、「酒田港振興戦略ロードマップ（案）」の協議、また、当日に募集が開始された「日本海側拠点港」に関する協議が行われました。

　委員からは、震災後の酒田港の状況について、「貨物が増えたことは喜ぶことではない、これからの酒田港をどうするかだ」、「震災後に酒田港がなぜ使われたか、また、使わなかった企業はなぜ使わなかったか整理するべきだ」等の意見が出され、ロードマップ（案）については、「よく検討しているが、今年度に一斉にスタートとなっていて、夏休み前に宿題をもらったようで意欲をなくしてしまう」、「いろんな分野に書かれていて非常にいいと思うが、小さいものから始めるのも大事だと思う」等意見が出されました。
募集が開始された日本海側拠点港については、「くん蒸倉庫が選定されたことが大きい。酒田港から東北６県の米を出すことをテーマにすればよい」、「対岸諸国の内地との繋がりをぜひＰＲしてほしい」等の意見が出されました。

　日本海側拠点港に応募締め切り前となる７月下旬に、再度会議を開催することが確認され、閉会となりました。