「酒田港を考える意見交換会」を開催しました

　２月１日（水）、酒田市内において「酒田港を考える意見交換会」を開催しました。

　酒田港湾事務所では、酒田港背後に位置する庄内地域の各市町長や港湾管理者等の皆様との意見交換を行い、酒田港のより一層の利活用促進や利便性の向上に役立てていきたいと考えております。

　今回は、株式会社ウエノ（鶴岡市）の上野隆一社長から、地元企業からみた酒田港のメリットや課題等についてお話いただき、現状の理解を深め活発な意見交換につながりました。

　冒頭、東北地方整備局の梶原康之副局長と山形県港湾事務所の池田孝所長より挨拶があり、続いて、山形県県土整備部空港港湾課の熊坂俊秀課長から「～日本海側拠点港～山形県酒田港を取り巻く最近の話題」について、東北地方整備局港湾空港部港湾計画課の中嶋義全課長から「最近の港湾をめぐる情勢」について紹介がありました。

　地元企業からの話を踏まえた「意見交換」では、「酒田港利用のメリットを知らない企業が県内でもまだまだ多い」、「今回の具体的な好例を活用させてもらい県内企業に酒田港の優位性を伝える」、「（地元のためにも）使おうという意識と使える手立てをどうとるかという発想が必要だ」、「潜在需要を調査し船社に提案して増便に結びつけることも必要では」と。また、「大震災以降増加した荷主をいかにつなぎ止めておくかというところを今集中してやらなければいけない」など、多くの貴重な意見をいただきました。

　今回のさまざまな意見を参考に、今後の港湾整備や利活用促進等に活かして参ります。

意見交換会の様子