酒田港南防波堤に
ケーソンを据え付けました

　６月２８日（木）、酒田港本港地区にある南防波堤で、ケーソン※の据え付け工事が行われました。
　今年度の事業計画に伴い南防波堤を延伸するもので、長さ約１３メートル、重さ約１，５００トンの巨大なケーソンを南防波堤の先端に据え付けたものです。
　作業は、港内に仮置きしているケーソンから水を抜く作業を前日から行い、巨大なケーソンを浮かせるところから始まります。当日は現場までの約３．５キトメートルの距離を２時間かけて曳航した後、起重機船を使って細心の注意を払いながら所定の位置に合わせ、注水着底後、中詰め砂を投入し海底に安定させます。翌日以降は、蓋となるコンクリートを打ち、海底で根固めブロックを据えると作業は終了し、防波堤としての機能を担います。

【作業の様子】

（１）中の水を抜いてケーソンを浮かべます	（２）浮いたケーソンを曳航します
（３）正確な位置に固定します	（４）中詰め砂を投入し海底に安定させます

※ケーソン：港湾土木で防波堤や岸壁の本体に用いられるコンクリート製の大型の箱のこと。