7月16日(火)、酒田港 本港地区 南防波堤の堤頭函(最終函)据付が行われ、全延長2,048メートルの延伸が終了しました。 南防波堤の歴史は古く、大正13年に着工された最上川改修工事の中央突堤整備を皮切りに、5度の計画変更による延長増を経て、約90年にわたり整備が進められてきました。 今回の南防波堤の延伸終了により、南西方向からの波浪や第二北防波堤から回り込んで進入する波浪が減少し、港内に静穏域が確保されます。これにより、船舶がより安全に入出港出来るとともに、荷役障害を防止することが期待されます。 今後は灯台の移設、消波工、上部工の残部分について整備を進め、平成31年を目途に南防波堤整備の完了を予定しています。
酒田港 本港地区 南防波堤 位置図