新庄神室産業高校の皆さんが酒田港の現場見学を行いました

　５月２８日（水）、山形県立新庄神室産業高等学校 環境デザイン科３年生１０人の皆さんが酒田港を訪れ、港湾工事等の見学をしました。

　港を一望できる北港緑地展望台で防波堤工事についての説明を受けた後、当事務所の港湾業務艇「みずほ」に乗り、酒田港南防波堤に上陸。工事施工者・請負者の担当者から石かご※据付や消波ブロック（テトラポッド）据付等の工事概要について説明を受け、作業を見学しました。

　この日の作業は潜水しての海底作業であったため、実際の作業状況を見ることは出来ませんでしたが、石かごを吊るしているクレーンの説明などを興味深く見聞きしました。

　実際の現場を見たり工事業者の方の話を聞くことができ、普段学校で学んでいる土木について見識を深めることができたようですし、今年度卒業する皆さんにとって、今後の進路決定にあたってのイメージを掴む手助けになったのではないでしょうか。

北港緑地展望台で 工事の説明を聞く生徒の皆さん	防波堤工事の現場を見学
天気が良いためデッキから港内見学	港湾業務低「みずほ」にて酒田港内の説明

※石かご：防波堤周辺の海底が削られるのを防ぐために設置する、石を詰めた鋼製のカゴのこと。

酒田港湾事務所では、現場見学以外にも、皆さんに港の機能・役割・魅力を幅広く知っていただくため、港内見学会を実施しています。（詳しくはこちらをご覧下さい。）