挑む

粘り強い防波堤へ挑む

 破壊した防波堤であっても津波低減効果がありました。更に低減効果を増すため、設計を越えた津波でも破壊しにくい工夫の数々から実用化を進め「粘り強い」構造をめざします。また、復旧に長い期間がかかる防波堤が粘り強い構造をもつことにより、復興期の静穏度確保にも寄与します。

安全・安心に利用できる港をつくる技術面での支援

さまざまな課題に応える設計を

 港湾・空港の高規格化とともに、大水深・高波浪・軟弱地盤といった厳しい自然条件の克服や、耐震性の強化、環境・景観への配慮、コスト縮減など、さまざまな課題への取り組みが求められています。これらに的確、迅速に応えるために、これまで培った技術的知見や新たな設計法によって港湾、空港、海岸の設計に取り組んでいます。