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仙台空港

仙台空港は、昭和15年に旧陸軍の飛行場として建設(現在のA滑走路)されて以来、戦後の米軍による接収、返還、防衛庁と運輸省の共同使用等を経て、昭和39年3月に空港整備法に基づく第二種空港に指定、その後、平成20年6月の法改正により拠点空港としての位置づけがなされています。

B滑走路は昭和47年2月に2,000メートルで共用開始され、その後、平成4年12月に国内線大型ジェット機の精密進入が可能な2,500メートルに延長されました。

平成10年3月には、増大する航空需要と高まる国際化の期待に対応するため滑走路3,000メートルとして共用が開始され、東北と海外を結ぶ拠点として十分機能できる空港となりました。

一方、平成11年5月には東北の空港として初めて国際定期便貨物の路線が開設され、運用時間も7月から1時間半延長され13時間となり、更に平成13年7月には運用時間が14時間に延長されました。

平成19年3月には仙台空港アクセス鉄道が開業し、より利便性の高い空港になりました。

また、平成20年度からは大規模地震等への対応として、救急・救命や緊急物資等の輸送拠点及び航空ネットワークの維持等を図ることを目的に、滑走路及び誘導路の耐震対策事業に着手しています。

昨今においては、民間の資金・経営能力の活用による空港の一体的かつ機動的な経営を実現し、内外交流人口拡大等による東北地方の活性化を図ることを目的に、国管理空港では全国初となる民営化が平成28年7月1日から本格的にスタートしました。

これにより既存定期路線の増便や国際線LCCが新規就航するなど路線拡充が図られたほか、仙台空港アクセス鉄道の増便や高速バス路線が開設されるなど空港アクセスの活性化も進んでいます。

仙台空港航空写真
平成30年2月撮影

昭和30年代(米軍接収から2種空港へ)

仙台空港昭和年39年7月撮影
昭和39年7月撮影

昭和40年代(B滑走路2,000メートル整備からジェット可のスタート)

仙台空港昭和年49年4月撮影
昭和49年4月撮影

昭和50年代(中型ジェット就航へ向けた準備)

仙台空港昭和年58年5月撮影
昭和58年5月撮影

平成元年代(滑走路2,500メートル整備から大型ジェット就航へ)

仙台空港平成5年9月撮影
平成5年9月撮影

仙台空港の沿革

昭和15年 1月 熊谷陸軍飛行学校増田分校教育隊練習基地として飛行場建設
昭和32年 4月 全日本空輸株式会社(当時の日本ヘリコプター輸送株式会社)が定期便運航開始(仙台から東京間)
昭和39年 3月 空港整備法に基づく第二種空港の指定
  7月 仙台飛行場を仙台空港と改称
昭和42年 12月 第一次空港整備五箇年計画に基づき、B滑走路2,000メートルの新設、誘導路、エプロンの拡張工事に着手
昭和47年 2月 B滑走路2,000メートルで供用開始、エプロン4バース増設供用開始
昭和48年 3月 B滑走路平行誘導路の供用開始
昭和53年 6月 日本航空株式会社が国際線チャーター便運航(仙台からソウル間)
昭和57年 3月 中型機エプロン増設
昭和62年 4月 B滑走路500メートル延長基本計画決定
昭和63年 9月 B滑走路500メートル延長工事着工
平成2年 4月 アシアナ航空が定期便運航開始。(仙台からソウル間)
平成3年 11月 第六次空港整備五箇年計画においてB滑走路3,000メートル拡張の閣議決定
平成4年 8月 ターミナル地域基本計画決定
  12月 B滑走路2,500メートルで供用開始
平成7年 3月 仙台空港周辺地域が輸入促進地域(FAZ)に指定される
  4月 B滑走路500メートル延長工事着手
平成8年 3月 国際線旅客ターミナルビル供用開始
平成9年 7月 新旅客ターミナルビルグランドオープン
平成10年 3月 B滑走路3,000メートルで供用開始
平成11年 5月 国際定期貨物路線開設
  7月 空港運用時間の延長(8時から21時)
  12月 エプロン12バース供用開始
平成12年 7月 新貨物ターミナル全面供用開始
平成13年 4月 道路駐車場全面供用開始
  7月 空港運用時間の延長(7時30分から21時30分)
平成14年 1月 大型旅客機対応誘導路の供用開始
  10月 第二駐車場供用開始
平成15年 2月 中国南方航路が定期便就航(仙台から長春間)
平成16年 9月 エバー航空が定期便就航(仙台から台北間)
平成17年 2月 神戸空港路線開設
平成19年 3月 アクセス鉄道(仙台空港線)開業
平成20年 6月 空港法に基づく拠点空港に指定
  8月 仙台空港耐震化工事着手
平成23年 3月 東日本大震災
平成28年 2月 仙台国際空港株式会社空ビル等運営開始
  6月 国際線LCC定期便初就航(仙台から台北間)
  7月 仙台空港 完全民営化