雲雀野地区国際物流ターミナル整備事業【事業期間:昭和58年~令和7年度】

背景
雲雀野地区が整備される以前は、釜地区の岸壁(水深10m)が最大水深だったため、木材チップや石炭、原木等を輸入する大型貨物船は積み荷を減らし喫水を調整して入港するなど非効率な輸送を強いられていました。
また、平成10年の岸壁(水深13m)供用を皮切りに、順次係留施設が供用開始されましたが、防波堤は整備途中であり、港内静穏度の向上や航行船舶の海難事故防止等、安全で安定的な物流機能を確保するため、避泊水域の確保が求められていました。
目的
木材チップや石炭などのバルク貨物を輸送する船舶の大型化に対応した岸壁(水深13m等)を整備し、効率的な物流基盤を確保することで、背後に立地する企業の競争力強化を図ります。
また、防波堤を整備し、雲雀野地区岸壁(水深13m等)での安全で安定的な荷役を確保するとともに、避泊水域の確保に伴う荒天時の海難減少を図ります。