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  主要イベント2008

 

12月

● 全国初、仙台空港耐震化事業着手!! ~報道機関を対象とした現場見学会を開催~

 12月18日(木)、仙台空港において耐震化事業の現場見学会を実施しました。現場は供用中のB誘導路であるため工事は空港利用時間外に行われており、夜間の現場見学会となりました。

 仙台空港は、平成19年度に地震時における緊急輸送・復旧支援拠点空港として、また航空ネットワークとして重要な全国13空港の一つとして位置付けられたことから、空港基本施設(滑走路・誘導路等)の耐震化事業を約10年間で行うこととなっています。一般空港としては全国初となる事業であり、その重要性を理解していただくため、普段は立ち入ることが出来ない制限区域内において報道機関を対象として開催したものです。

 当日は、報道機関から15名の参加をいただき、22時から説明会場で事業の概況説明・質疑応答を行い、その後23時から約1時間の現場見学を行いました。冬の深夜の冷たい強風が吹くなか、参加者の方々は「今後の貴重な資料映像となる」など熱心に現場作業の様子を取材、撮影し予定の時間をオーバーするほどでした。

 見学会翌日以降、新聞やテレビのニュースで現場見学会の様子と耐震化事業について報道されたほか、防災をテーマとした特集番組の中でも紹介されるなど、当事業への関心の高さがうかがえました。今回の現場見学会の開催をとおして、宮城県民を始め全国の方々に、防災における仙台空港耐震化事業の重要性をご理解いただけたのではないかと思います。宮城県沖地震の発生が近い将来確実視され、空港の地震対策が急務となっていることに対応し、我々も早急な耐震化整備に努めて参ります。

※一般空港とは、成田、羽田、関空等の大都市圏拠点空港以外の空港。

削孔・改良材の注入を行ったポイントを熱心に撮影する参加者たち
▲ 削孔・改良材の注入を行ったポイントを熱心に撮影する参加者たち

クロスジェット工法

コンパクショングラウチング工法

   ▲ クロスジェット(Xーjet)工法

  ・・・超高圧ジェットを交差させることで、

  改良範囲をコントロールし、

  従来のジェット工法に比べ、

  一定径の均一なソイルセメントパイルを

  高効率で造成する工法。

  

 

   ▲ コンパクショングラウチング(CPG)工法

   ・・・極めて流動性の低い注入材を

   地盤中に静的圧入して団結体を造成し、

   この団結体による締固め効果で

   周辺地盤を圧縮強化する工法。

  

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11月

● 石巻港の更なる発展を目指して ~コンテナ船「うらが丸」初入港~

 11月5日(水)、石巻港雲雀野地区中央埠頭において、石巻港初となるコンテナ船入港を記念して 入港歓迎式が執り行われました。

 歓迎式では、石巻港整備・利用促進期成同盟会会長(土井喜美夫石巻市長)の歓迎挨拶に始まり、河崎東北地方整備局副局長、三浦宮城県副知事の祝辞、「うらが丸」宮本船長の入港挨拶、関係者によるテープカット等が行われました。

 今回のコンテナ船就航の背景には、日本製紙(株)石巻工場の生産力強化に伴う輸送手段の再考から始まったものであり、主な輸送手段であったJRコンテナから海上コンテナへの転換を図ることで、物流機能の強化、物流コストの削減、環境負荷の軽減(CO2削減)を目的として行われたものです。

 これを契機として、石巻港は北海道及び関西方面との物流機能強化が図られ、今後の地域経済の活性化に大きく寄与していくものと期待されております。

 また、今後のポートセールスにおいても今回のコンテナ船就航をPRしていくとで、石巻港全体の利用促進が益々図られていくものと期待されております。

 今回のコンテナ船就航は、同盟会はじめ多くの港湾関係者の努力が実った結果であり、当事務所としても地域一体となった港湾整備を進めていくことが、石巻港の更なる発展に繋がっていくものと改めて認識しました。

コンテナ船「うらが丸」

関係者によるテープカット

コンテナ船「うらが丸」

関係者によるテープカット

荷役状況①

荷役状況②

荷役状況①

荷役状況②

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8月

● 港湾計画の改訂に向けて ~仙台塩釜港長期構想委員会開催~

  8月25日(月)、仙台市のホテルモントレ仙台において「第2回仙台塩釜港長期構想委員会」が開催されました。
 長期構想委員会は、港湾計画を見直すに当たり、30年後の長期的視点に立った仙台塩釜港の目指すべき将来像について検討し、その将来像を実現するために取るべき施策と戦略を策定するものです。これをもとに、概ね15年後を目標とした港湾整備のあり方をまとめた港湾計画素案を決定するものであり、港湾管理者である宮城県が主催し、今回が最終の委員会でした。
 今回示された港湾計画素案の主な内容は、仙台港区においては、船舶の大型化と今後の取扱貨物量の増加に対応するための大水深コンテナ岸壁整備とターミナル用地拡充、宮城県内への自動車工場の進出や増産計画等に対応するための自動車関連貨物取扱い機能の強化、大型バルク船に対応するための大水深バルクターミナルの整備、防災機能の強化等です。塩釜港区においては、地域産業の輸送合理化に対応した物流機能の強化、航路・泊地の増深計画の推進、観光船基地及び離島生活航路の機能強化と旅客船受入施設の確保、プレジャーボート集約施設の整備、防災機能の強化等です。
 委員会では、仙台港周辺に今年9月にオープンしたアウトレットパークの影響による港周辺道路の混雑への対応、塩釜港区の取扱貨物量増加実現に向けての検討結果、今後の仙台塩釜港の整備費用等に対する意見が出されました。
 今後、本委員会で承認された港湾計画の素案をもとに「港湾計画改訂案」を取りまとめ、パブリックコメント(意見公募)を行い、その後、宮城県は県と国の審議を経た上で、年内にも仙台塩釜港港湾計画改訂を目指す方針としています。

委員会の様子

委員会の様子

  

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7月

● 仙台塩釜港物流戦略シンポジウム開催 ~東北の拠点港仙台塩釜港の今後を考える~

 7月14日(月)、ホテルメトロポリタン仙台(仙台市)において、「仙台塩釜港物流戦略シンポジウム」を開催しました。当初200名の参加予定に対し、約380名の来場者を数え、大盛況での開会となりました。
 本シンポジウムは、東北の海の玄関口である仙台塩釜港について今後の元気ある東北の実現を目指して行政と地域が一体となってその役割を再認識し、将来の物流施策などについて考えることを目的として、宮城県と東北地方整備局が開催したものです。
 冒頭、岡田副局長より「お集まりの皆様方とともに、物流の効率化のみならず新たな産業の誘致、地域産業の育成などについて考え、宮城県さらには東北全体の発展の契機となれば幸い。」と挨拶があり、また、三浦宮城県副知事より「宮城県としても、船舶の大型化への対応、海上物流拠点の形成、防災機能強化などの推進を積極的に図っていきたい。本シンポジウムが皆様方にとって仙台塩釜港の役割を再認識する契機の場となれば幸い。」と挨拶がありました。
 その後、国土交通省大臣官房 林田技術参事官による「最近の港湾行政について」と題した行政報告があり、基調講演では、セントラル自動車株式会社 石井取締役社長から「トヨタ生産方式などその特徴と背景について」と題し、トヨタ自動車の創設から現在までの歴史や背景、トヨタ自動車の生産方式の特徴、海外進出への取り組みなどについて講演をいただきました。
 また、「仙台塩釜港の今後のあるべき姿」と題して行われたパネルディスカッションでは、河北新報社論説副委員長 加藤氏がコーディネーターとなり、日本銀行仙台支店支店長 安永氏、東北大学東北アジア研究センター教授 奥村氏、近海郵船物流株式会社取締役仙台営業所長 山本氏、社団法人東北経済連合会地域政策部長 小野氏、岡田副局長をパネリストとし意見交換を行い、「仙台塩釜港に投資を集中するべき」「コンテナ貨物など集中される時代になってきているなかで、仙台塩釜港が東北の荷物をどうやって集めていくのかが重要」「地域独自の強みの部分を活かし、地方の企業も海外での勝負を考えなければならない」など、仙台塩釜港に対する貴重な意見をいただきました。


岡田副局長の挨拶

三浦宮城県副知事の挨拶

岡田副局長の挨拶

三浦宮城県副知事の挨拶

林田技術参事官による行政報告

石井取締役社長による基調講演

林田技術参事官による行政報告

石井取締役社長による基調講演

大勢の方が集まった会場内

パネルディスカッション

大勢の方が集まった会場内

パネルディスカッション


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6月

● みなとまち気仙沼の魅力再発見!~みなとまちづくりの元気フォーラム開催~

 みなとまち「気仙沼」の活性化へ向けた取り組みの一環として、6月28日(土)、地元市民団体(時を紡ぐ空間づくり実行委員会、風待ち研究会)主催による「みなとまちづくりの元気フォーラム」が開催されました。
 このフォーラムは気仙沼が今後、元気のあるみなとまちづくりを進めていくために、地域からの提案や全国のみなとまちづくりの提案を受け、みなとまち気仙沼の魅力を再発見し、地域の活性化への足掛かりとするために行ったものです。
 みなとまち「気仙沼」は、リアス式海岸の奥深い内湾に囲まれた漁業を中心とした風光明媚な待並みとなっており、併せて昭和初期の伝統的な大工の技とモダンな職人技で作りあげられた貴重な歴史的建物群が点在しているところが特徴的で、海産物振興と観光振興を併せ持ち、観光客誘致を更に進めていくことを期待できるポテンシャルを秘めています。
 地域からの提案として、歴史的建造物「板倉」をみなとまちづくりに活かす提案がなされ、板倉が貴重な資産であり、観光資源として活かされることが認識されました。
 また、みなとまちづくりの提案としては、港湾局から全国のみなとまちづくりの先進事例や多様な地域支援制度の紹介があり、気仙沼活性化への取り組みが更に発展するために必要な情報が共有されました。
 パネルディスカッションでは「みなちまち気仙沼の魅力再発見トーク」と題して、地域を代表する4名のパネリストから地域商店街の課題や活性化対策、気仙沼大島の環境活動(バイオディーゼル燃料製造)の課題や活性化対策、高速道路に連結した国道284号周辺に点在する観光地(黄金酒街道)を繋ぎ、魅力を高め広域的に観光客を誘致していくなどのフリートークがあり、地域の多様な活性化への取り組みや課題克服について、聴講者も一帯となって議論していました。
 気仙沼でのこのようなフォーラムの開催は初めてでしたが、約150名の聴講者は気仙沼の活性化に向けた内容を熱心に聞き入り、盛況に終えることができました。

 塩釜港湾・空港整備事務所としても、気仙沼市及び気仙沼商工会議所と共催して参画しましたが、これからも、このようなイベント等を通じて、東北地方のみなとまちが更に活性化し、一般の方々に身近に感じられる、親しめる「みなと」になるよう、地域と連携して取り組みを進めて参りたいと考えております。


歴史的建造物「板倉」

パネルディスカッション

歴史的建造物「板倉」

パネルディスカッション


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5月

● 仙台空港アクセス鉄道整備事業が「平成19年度土木学会賞技術賞(Ⅱグループ)」

      を受賞

 

 5月30日(金)、第94回土木学会総会において、仙台空港アクセス鉄道整備事業が「平成19年度土木学会賞技術賞(Ⅱグループ)」を受賞しました。
 「技術賞(Ⅱグループ)」は、土木技術の発展に顕著な貢献をなし、社会の発展に寄与したと認められる画期的なプロジェクトに対して贈られるものです。
 仙台空港アクセス鉄道は、JR東北本線名取駅から東北の国際拠点空港である仙台空港へのアクセス鉄道として平成19年3月18日に開業したもので、建設にあたっては新しい技術・施工法の採用、まちづくり関連事業との連携等によりコスト縮減と工期短縮に取組み、事業効果の早期発現に大きく寄与しました。また、この鉄道の完成により、仙台空港へのアクセスが大幅に向上するとともに、沿線においては大型商業施設、文化交流施設、住宅・マンションの建設など、当該鉄道整備の重要な目的である「空港を核とする『仙台空港臨空都市』の形成」が着々と進んでいる点が評価されました。
 本賞は、宮城県、仙台空港鉄道(株)、(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部東京支社、東日本旅客鉄道(株)当方工事事務所、当事務所の5者での受賞となりました。

 本事業に携わられた皆様に心より感謝申し上げるとともに、今後とも職員一同、より一層優れた成果が得られる公共事業推進に努めて参ります。

 

土木学会賞受賞

土木学会賞受賞

 

 

  

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4月


● 「宮城県の港湾を考える市町村懇談会」開催

 

 4月25日(金)仙台市内において「宮城県の港湾を考える市町村懇談会」を開催しました。当懇談会は、港湾行政に対する各市町村のニーズを的確に把握することを目的に開催しているもので、沿岸市町村を中心に県内13市町村の首長等に御出席いただきました。

 冒頭、東北地方整備局より「東北地方への大企業の産業立地の動きが続いており、整備局としてもできる限りの支援をさせていただきたい」、また港湾管理者である宮城県より「宮城県の港湾をめぐる情勢は非常に速いスピードで変化しており、今年度中の仙台塩釜港の港湾計画改訂を目指したい」と挨拶がありました。

 また、「企業誘致から港湾の将来展望を考える」をテーマに掲げた意見交換では、各首長等から「連絡網を密にして県と市町村が一丸となって取り組まなければならない」「各市町村にもっと明確な情報提供をして欲しい」「それぞれの港の今後を目指す方向性を示していただきたい」など、港湾への問題点や要望等など多数の貴重なご意見が出されました。

 東北地方整備局では、今回の貴重な意見を活かし、港湾管理者である宮城県及び各自治体と連携を図りながら、地域のニーズに応えられる港湾整備を推進して参ります。

懇談会の様子

意見交換会の様子

懇談会の様子

意見交換会の様子


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2月

● 「未来へ引き継ぐ野蒜築港」を開催

  2月17日(日)東松島市でシンポジウム「未来へ引き継ぐ野蒜築港」が「野蒜築港跡による港の歴史学習推進事業」実行委員会、東松島市、東松島市教育委員会の主催で開催されました。
 このシンポジウムは、国土交通省港湾局の「みなとの賑わい創出担い手育成支援事業」のモデル事業として東松島市が選定され、野蒜築港史跡の歴史学習のための担い手育成事業の一環として行われました。
 はじめに主催者を代表して、東松島市の阿部市長より「近代港湾発祥の地である野蒜築港を活用した歴史学習の担い手育成が、教育文化・観光振興の一貫として取り組まれたことに対しとても感謝している」と挨拶がありました。
 続いて、当整備局の岡田副局長より「野蒜築港を核として、地域のより一層の賑わいの創出や子供たちに地元の興味を深めていただきたい」と挨拶がありました。
 また、「みなとの賑わいと野蒜築港」と題して、当事務所の戀塚所長による「みなとの賑わい創出担い手育成支援事業」の説明や野蒜築港が果たしてきた役割などについての記念講演が行われました。その後、野蒜築港ファンクラブなどが中心となって作成した紙芝居ビデオ「海を継ぐ者たちへ」、野蒜築港学習ビデオ「みやぎの港・歴史への旅~野蒜築港より」の上映が行われ、築港に携わった技術者の苦労や当時の様子が鮮明に映し出され、会場に訪れた小学生や市民約320名の方々は真剣な眼差しでご覧になっていました。

 当事務所としては、「野蒜築港」を活用した地域振興と歴史伝承の担い手育成のため、引き続き関係機関への支援活動を行って参ります。

会場の様子

記念講演

会場の様子

記念講演

紙芝居上映

学習ビデオ上映

紙芝居上映

学習ビデオ上映


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