国土交通省 東北地方整備局 塩釜港湾・空港整備事務所
トップ > 震災から4年が経過

 

震災から4年が経過

平成27年3月11日

東北地方整備局塩釜港湾・空港整備事務所長
高田 直和
kaosyasin2

突然、激しく大きな揺れが襲いかかり、続いて巨大津波がすべてをのみ込みました。あの恐ろしい未曾有の大災害から4年が経過しました。

 東日本大震災で亡くなられた方々に改めてお悔やみ申し上げます。今日なお厳しい環境の中で過ごされている方々がたくさんおられます。私たちはこのことを忘れずに日々業務にあたっていきたいと考えています。

 震災の日、事務所の周辺も津波にのみ込まれました。
屋上に避難した近隣地域住民の皆さんと命助かることができ、震災直後から活動が始まりました。
がれきをかき分け、泥を掃き、命を助けるための緊急輸送の確保を最優先に、港湾施設の被災状況調査、支障物撤去、航路啓開作業を懸命に行いました。
震災5日後には、航路啓開により港湾利用が可能となりました。命を繋ぐために必要な緊急物資がいちはやく港湾から入ってきたことは、被災した地域への一番の貢献でした。なかでもガソリンなどの燃料を、被害が比較的少なかった塩釜港の施設を使って供給できたことは重要な出来事でした。

 港湾施設の復旧とともに背後の経済活動も回復の道のりを歩んでいます。
震災から2年程で、被災した重要な港湾施設の復旧はほぼ目途がつき、現在、港湾取扱貨物もほぼ震災前の水準に戻っています。しかし貨物の内容を見てみると復旧・復興関連のものが多く、背後の経済産業活動が、元どおりに戻っているわけではありません。特に地場の水産関系の企業などはまだ回復しておりません。
これから地域の産業・生活活動の復興とともに進んでいかなければならないと考えております。
東北のこれからの復興を見据えて、災害に強い、地域の産業・生活を支える港湾として発展していくことを目指して参ります。

 

 復旧・復興の道のりはまだまだ続きます。苦しいこと、困難なことがたくさんあると思いますが、皆さんと力を合わせて職員一同頑張っていきたいと考えております。

 

(左)雪の降る中線路上を非難する人々
  (右)津波が運んできた泥をかく職員
 
(左)仙台塩釜港仙台港区 中野1号岸壁 震災後
  (右)仙台塩釜港仙台港区 中野1号岸壁 復旧後
 
(左)高砂コンテナターミナル 震災後
  (右)高砂コンテナターミナル 復旧後
 
(左)雷神埠頭 完成自動車の荷役状況

  (右)仙台塩釜港仙台港区 空撮写真(平成27年2月21日撮影)
 
(左)仙台塩釜港仙台港区 総取扱貨物量の推移
  (右)コンテナ貨物取扱量の推移
※H25、26は宮城県の速報値

※ 東北の港湾 復旧・復興状況はこちら
(東北地方整備局 港湾空港部のホームページへリンクします)
http://www.pa.thr.mlit.go.jp/kakyoin/info/info001.html

ページ先頭へ戻る