マスコミ向け現地見学会を実施しました!

7月21日(火)8:00~11:40(テレビ局、新聞社等の11名)

 石巻港区の防潮堤(南)の築造工事において、ケーソン据付を案内しました。

 ※ケーソンとは、鉄筋コンクリートの函で防波堤の本体になるもの。

 


全体説明(行程・注意事項等)


ケーソンの曳航状況


ケーソンの据付状況


船内説明(工事工程と見学ポイント)


既存防波堤からの見学風景


位置取り最終調整状況

 

【現地状況】

 現場作業は、波高が低いもののうねりのある海象条件のため少し難しい状況でした。

 見学者には、船上で揺れを体験してもらうことで防波堤の効果を実感してもらいました。

 また、防波堤の整備目的や、今後の展望、ケーソンの諸元等についての質問が多数あり、防波堤の必要性についても理解して頂きました。

 ※その後、防波堤の効果や必要性を各社報道で取り上げて頂きました。

 

【所感】

 当事務所としましては、東日本大震災で防波堤(南)が全延長にわたり被災し、船舶の運航や荷役に支障を来しましたが、平成24年11月には復旧でき、本日仙台側の最終函を据え付けるに至ったのは、地域の方々の理解と港湾利用者及び関係行政機関のご支援・ご協力によるものと感謝しております。

 今後も、港湾ユーザーが使いやすい「みなと」を目指し、背景圏の産業・雇用・暮らしを守る港湾整備事業を進めて参ります。