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仙台塩釜港塩釜港区で『地震・津波防災訓練』を実施しました
東北地方整備局では「津波防災の日」である11月5日に合わせ、震災時の航路啓開※に重点をおいた『津波・防災訓練』を仙台塩釜港塩釜港区で実施します。
※「航路啓開」とは、津波で流出した漂流物や沈没物を取り除き、緊急物資などを輸送する船舶の航行安全を確保するための作業です。
東北地方の太平洋沿岸は、東日本大震災で発生した大津波により甚大な被害を受け、港湾の施設が損壊したことに加え、海上に障害物が漂流・沈没し船が入港できない状況となりました。
そこで、国と県が協力して航路啓開を実施し、被災地への緊急物資輸送に重要な役割を果たしました。
震災の教訓を踏まえ、このような訓練を継続的に実施して港湾関係者間の連携強化を図り、防災意識を高めることで、地域の安全・安心を確保できるように努めて参ります。
○航路啓開のイメージ
ーー【訓練の概要】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日時:平成27年11月5日(木)9:30~11:00
場所:仙台塩釜港塩釜港区中ふ頭
主催:東北地方整備局(訓練参加団体:26団体)
内容:初動対応訓練、航路啓開の訓練、係留施設応急措置訓練、緊急物資輸送訓練など
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