仙台うみの杜水族館にて『アマモ場再生&ハゼの数珠釣り』展示のお知らせ!

 昨年オープンしたばかりの東北最大級の水族館、”仙台うみの杜水族館”において、三陸沿岸の海を題材にした展示コーナーを設置しています。こちらの展示コーナーでは、期間ごとに各地域の特色を紹介しており、11月18日からは、『松島湾のアマモ場とハゼの数珠釣り』の展示を行っています。今期の展示は塩竈市と市民団体が主体となって紹介しているものです。昨年、塩釜港湾・空港整備事務所でも作成に携わった、「松島湾のアマモ場再生ガイドブック」も配布しています!

 是非、”仙台うみの杜水族館”にお越し下さい。

 

□開催期間

平成28年11月18日~平成29年1月中旬

□開催場所

仙台うみの杜水族館 1階

□展示内容

  • アマモの再生パネル
  • ハゼの数珠釣りパネル
  • 数珠釣り竿の展示
  • 焼きハゼの展示
  • アマモ場再生ガイドブックの設置など
    (無くなり次第終了となります)

 


釣り竿の展示作業


ガイドブックの設置状況


展示初日の見学状況

 

□補足

 ハゼはアマモ場の根の近くに穴を掘って産卵する魚です。郷土料理の仙台雑煮では、松島湾で獲れる焼きハゼで出汁をとり、具の主役にもなります。昔は沢山獲れていましたが、現在は震災の影響によりアマモ場が失われたことで手に入りづらくなっています。アマモ場の再生活動は、ハゼに限らず小魚の棲み処の確保に繋がり、こうした活動を通じて、いずれは松島湾の海域環境が回復されることを目指しています。