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風力発電の導入を円滑にするマニュアルの策定について【国土交通省港湾局】

更新日:2020年10月11日

概要

風力や太陽光などの再生可能エネルギーの導入による地球温暖化対策を促進する必要性が高まってきた中で、東日本大震災が起こりました。そしてその緊急時の電力不足により浮き彫りになったエネルギー問題から、再生可能エネルギーの導入推進は国家的な重要課題となりました。

特に、洋上風力発電は、陸上と比べて非常に大きな導入ポテンシャルを持つことが環境省調査により確認されており、その積極的な活用が期待されています。また、政府が定めた「海洋再生可能エネルギー利用促進に関する今後の取組方針」(平成24年5月25日総合海洋政策本部決定)においても、洋上風力発電などの海洋再生可能エネルギー利用の取組みを先導的に進めていくエリアとして港湾区域(港湾の水域)が位置付けられております。

このような状況を踏まえ、国土交通省港湾局と環境省地球環境局が連携し、関係省庁の協力を得て、港湾の本来の機能と共生した大規模な風力発電の導入のための手順などを示したマニュアルを作成しました。

活動状況・成果

  1. 港湾における風力発電について -港湾の管理運営との共生のためのマニュアル- ver.1概要版(PDF形式)
  2. 港湾における風力発電について -港湾の管理運営との共生のためのマニュアル- ver.1(PDF形式)
  3. 港湾における風力発電について -港湾の管理運営との共生のためのマニュアル- ver.1参考資料(PDF形式)

これらのマニュアルにおいては、

  1. 課題の1つである関係者間の調整に関し、風力発電導入に関係する機関などが集まった協議会を設置し、情報共有や意見調整を図ること、
  2. 港湾の本来の機能と共生できるエリアを風力発電の適地として設定するとともに、港湾計画に位置付け、公表すること、
  3. その適地における風力発電事業の企画提案を公募により公正に選定すること、

などの手順を提示しています。

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