日本海中部地震の時
更新日:2020年10月8日
1983年(昭和58年)5月26日正午頃、秋田県西方100キロメートル、深さ5キロメートルを震源とするマグニチュード7.7という東北地方の日本海側では最大級の地震が発生しました。
この地震により海面に屏風を立てたような大津波が、地震発生20分後という予想外に早い時間に来襲しました。
県内における死者は83名にものぼり、家屋の倒壊や道路決壊、ガスや電気の供給停止など、市民生活にも大きな影響がありました。
この地震は、日本海中部地震と命名されています。
秋田港でも大型岸壁25バース中20バースに被害を受け、港の機能に大きな影響を受けました。
しかし、被害を受けた岸壁は2か年で即時復旧し、港湾の機能を取り戻しました。
復旧工事では、砂地盤の液状化対策を施すとともに、平成8年から10年度に本港地区の寺内埠頭岸壁(-7.5メートル)を耐震強化岸壁に改良しました。
写真:秋田県撮影
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