1.はじめに
みなさん、こんにちは!
今日から国土交通省東北地方整備局秋田港湾事務所のホームページ「若手技術職員業務レポート」のページに新たなコーナーができました!それは、『 寄港地「秋田」の魅力をお届け!AKITAクルーズレポート 』です。
2018年、秋田県では「クルーズ船が20回寄港(秋田港:16回、船川港:2回、能代港:2回)」、東北地方では初となる「クルーズターミナル供用開始」、全国初の取り組み「クルーズ列車運行開始」など、クルーズに関する賑わいが絶えませんでした!!!そこで『 寄港地「秋田」の魅力をお届け!AKITAクルーズレポート 』では、クルーズ旅行や秋田のクルーズ船受入に関する取り組みなどを、4回のシリーズで皆さまにお伝えしたいと思います!!
レポーターは2018年4月に秋田港湾事務所に配属となりました、企画調整課の美野がお伝えしていきます!!よろしくお願いいたします。
2.『寄港地「秋田」の魅力をお届け!AKITAクルーズレポート』
第1話 『クルーズ旅行とは…』
まずは皆さまに、秋田のクルーズ船による賑わいなどをお伝えする前にクルーズ旅行(クルーズ船)とはどんなものなのかを秋田港を事例にお伝えしたいと思います。
3.クルーズ船
初めに、皆さんにクルーズ旅行における移動手段「クルーズ船」についてお伝えします!
クルーズ船は3つのクラス(カテゴリー)に分かれています。
図-1 クルーズ船のクラス分け
上から「ラグジュアリー」「プレミアム」「カジュアル」の3つのクラスがあります。ピラミッド図を見ていただけると、約80%は1泊70$からのカジュアルクラスのクルーズ船になります。
また、クルーズ船は「日本船社」と「外国船社」に分けれます(日本の場合)。日本船社は「にっぽん丸、飛鳥Ⅱ、ぱしふぃっくびいなす」の3隻あります(図-1赤字部分)。外国船社は「ダイヤモンド・プリンセス、カレドニアン・スカイ,MSCスプレンディダなど」多くの船があります(ちなみにこの3つの外国船社は2018年秋田港に寄港したものになります)。
4.クルーズ旅行の種類
次に、クルーズ旅行についてお伝えします!
皆さん、まずクルーズ旅行と聞くとどのようなイメージがありますか??
「お金持ちが時間をかけて船旅を楽しむもの」
このようなイメージがあるのではないでしょうか。そのようなことはありません。近年のクルーズ旅行は・・・
「1泊2日のワンナイトクルーズから約80日間のワールドクルーズ、$70/泊から$400/泊以上のクルーズ旅行」
など様々な種類のクルーズ旅行があります(図-1参照)。
クルーズ旅行の種類を表1にまとめています。表-1よりニーズに合わせた様々な種類のクルーズ旅行があることが分かりますね。
表-1 クルーズ旅行の種類
5.クルーズ船内
大型クルーズ船は、船内に客室、レストラン、シアタ-の他、医務室や、託児所、ショッピングアーケードなども備えています。そのため、移動中は船内で食事やアクティビティを、寄港地では寄港地観光を楽しむことができます。そのため、旅行中は暇になるようなことはなく、若者から高齢者、家族連れまで楽しむことができます。ちなみに、秋田港ではバスではなくクルーズ列車を利用して秋田市内や観光地でショッピングや観光などを楽しむことができます。
写真-2 クルーズ船内のイメージ
クルーズ旅行のPOINTとして
「船内での食事や喫茶、アクティビティなどの基本的なサービスは全てクルーズ料金に含まれています!(アルコール類や寄港地でのオプショナルツアーは別途料金必要)」
クルーズ旅行、コスパ最強だと思います!!
6.オプショナルツアー
先ほどのPOINT内で出てきましたオプショナルツアーという言葉。あまり馴染みのない言葉かもしれません。オプショナルツアーとは…「ツアーとセットになっている旅行で、自由時間に別途料金を払って任意に参加できる小旅行(デジタル大辞泉)」です。クルーズ旅行の場合は、寄港地毎に用意されているツアーに任意で参加し、寄港地の観光や文化を楽しむことができます。2018年10月24日と11月2日に秋田港に寄港したMSCスプレンディダ号でのオプショナルツアーを表2に示します。秋田を満喫できるツアーがいっぱいあることが分かりますね!!!今後、秋田港からクルーズ列車を利用するツアーがもっと増えると思います!!!
表-2 オプショナルツアー例(秋田港)
7.最後に
「クルーズ船」「クルーズ旅行の種類」「クルーズ船内」「オプショナルツアー」の4つのコーナーよりクルーズ旅行について楽しそうだな!ツアーに参加してみたいな!と思っていただければ幸いです。
次回は『なぜクルーズ船受入環境に力を入れ始めたのか』をお伝えします!お楽しみに!
☆===============第1話POINT===============☆
コスパ最強!船内でも寄港地でもお得に楽しめる!それが「クルーズ旅行」
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