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秋田工業高等専門学校の学生たちが現場・港湾見学に訪れました!

平成27年9月16日(水)

秋田工業高等専門学校の学生たちが秋田港を訪れ、秋田港の見学を行いました。

この見学会は、『土木工学を学ぶ学生たち 秋田港で港湾工事の現場見学』

として秋田工業高等学校、秋田大学に続き、第三弾として開催されています。


はじめに、『みなとオアシスあきた』ポートタワーセリオンにて、

当事務所 企画調整課長より見学会の開催目的についての説明がありました。


16 開催目的①
▲セリオンでの様子


見学会の目的は2つあり、

1つ目は、土木を学んでいる学生たちに港湾土木の現場や港を見学してもらい、

将来を担う土木技術者に育ってもらいたいということ。

2つ目は、地域の創生、地域の産業や雇用に港がどのように役立っているのかを

知ってもらいたいということです。



見学会は、防波堤ができるまでの一連の流れを実際に見ながら学び、

さらに、実際に港湾工事で使われている装置や潜水服に触れられるようにしました。



見学では、港湾業務艇「あきかぜ」に乗船し、

第二南防波堤に使われるケーソンの製作現場や、施工中の第二南防波堤を間近で見学しました。

ケーソンとは、防波堤や岸壁に使われる鉄筋コンクリートの箱のことで、

秋田港では、フローティングドックと呼ばれる船(通称FD)の上で作られています。


16 FD② 16 FDへ移動③
▲フローティングドック(FD)        ▲FDへ移動

16 FD上での説明④ 16 FD上での説明⑤
▲FD上での説明の様子

16 第二南⑥ 16 第二南⑦
▲第二南防波堤での説明の様子

16 セリオン⑧ 16 セリオン⑨
▲セリオンでの説明の様子


また、施工中の第二南防波堤では、上部コンクリートの打設や、

防波堤の土台となっている石を守るための被覆ブロックの据付作業を見学しました。


学生たちからは、

『ケーソンを初めて知った。実際にケーソンを見て、その大きさに驚いた。』

『港湾施設を見学したのは初めてで、スケールの大きさを感じた。』

『港の重要性と整備にも興味を持った。』などのコメントを頂きました。



秋田高専のみなさん、ありがとうございました。

みなさんの今後ますますのご活躍を期待しています。