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平成28年11月29日(火)
秋田市立土崎中学校の2年生を対象に、「秋田港フィールドワーク~交流拠点の将来像を描く~」と題し、
ワークショップを開催しました。
秋田県では平成29年度内の策定を目指し「秋田港長期構想」の検討が進められています。それに関連し、
将来の発展を担う地元中学生が自らの地域の素晴らしさを再発見するとともに、10年、20年先の夢のある
秋田港の姿を描き将来計画の策定に参加する機会を設けるため、今回企画したものです。
予定では「みなとオアシスあきた港」ポートタワーセリオンや、フェリーやクルーズ船が着岸するエリアを対象に
フィールドワークを実施する予定でしたが、荒天により予定を変更し、ワークショップとして実施しました。
▲集合風景 ▲所長による講義
所長から秋田港の歴史やセリオンやベイパラダイスなどの施設、港湾施設等についての講義を行った後、
各クラスへ戻り、それぞれが思い描く秋田港の将来像の案を作成しました。その後、4~5人の班に分かれ、
個人案を持ち寄って班としての案を作成し、各クラスにおいてプレゼンテーションを実施。その後は
各クラスの代表による作成案の発表を行いました。
代表発表においては「クルーズ船で来た観光客のために名産品を購入することが出来たり、
きりたんぽなどの秋田名物が食べられる場所があるといい」「温泉や大きな水族館があれば、
普段から利用する人が増えるのでは?」など様々な意見が提案されましたが、
各案とも共通して「地元をもっと良くしたい!」「秋田港にもっと賑わいを作りたい!」
といった気持ちがにじみ出る素晴らしいものでした。
▲個人案の作成風景 ▲班ごとに案を作成
▲各クラスでプレゼン大会 ▲クラス代表の発表
▲クラス代表案の一例
今後はさらに内容を吟味し、各クラスごとの案を作成する予定となっています。より洗練され、
夢があふれる成果が作成されるのを、我々も楽しみにしています。併せて、今回の成果は若者が考える
秋田港の将来計画案として、「秋田港長期構想」の検討の場において情報提供することとしています。
また、来年は土崎中学校は開校70周年を迎えると伺っています。今回の企画が秋田港ひいては地域への
更なる愛着を持つきっかけとなり、記念すべき年へ向けた第一歩となれば幸いです。
土崎中学校のみなさん、ありがとうございました。