岸壁をつくる
更新日:2021年10月18日
岸壁とは、貨物の積み卸しや人が船に乗り降りする施設のことで、港になくてはならない施設です。
岸壁には様々な構造形式があり、建設場所の地盤の状態や利用形態によって構造を選定しますが、ここでは、青森港沖館地区の岸壁で採用された「矢板式」の作業手順を紹介します。
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(1)地盤改良工
砂杭を打込み、
地盤の強度を高めます。 -
(2)矢板打設
矢板を打設します。 -
(3)控工
矢板の背後に杭を打込みタイロッドで矢板を引っ張ります。 -
(4)裏込工
矢板の背後に石を入れます。
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(5)裏埋工
裏込後、土砂を入れます。 -
(6)浚渫
規定の水深まで、海底を掘ります。 -
(7)舗装工
地盤を均して締固めを行い、
舗装します。 -
(8)岸壁の完成