尻屋岬港の概要
更新日:2020年10月6日
尻屋岬港
津軽海峡を航行する船舶を守る、下北半島最北端の避難港
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【尻屋岬港:位置図】
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尻屋岬港は、下北半島最東端の尻屋崎から約2.5キロメートル南西側に位置し、津軽海峡を航行する船舶の避難港として重要な役割を果たしています。
深浦港と同じく昭和26年に避難港に指定され、昭和28年度から直轄工事に着手し、昭和38年度に完工し、付近航行船舶の海難防止に寄与しています。
また、同港の整備により、下北半島の東端に埋蔵されている無尽蔵ともいわれる石灰石やセメント製品の海上運搬に活用することが可能となり、現在は商港的な機能が充実してきています。
下北半島の尻屋崎には明治9年に建造され、現存するれんが造りの灯台としては日本一の高さを誇る尻屋崎灯台があり、付近を航行する船舶の安全を140年以上にわたって守ってきました。
(設立:昭和28年4月10日)
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完成時の尻屋岬港
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尻屋崎灯台と寒立馬